仕事で本当に役立つ資格とは何か?
就職の資格欄に記載するだけで、就職に有利になる資格があるのでしょうか?
就職に有利とされる資格ランキングをまとめてみました。参考にしてみてはいかがでしょうか?
まずは、ケイコとマナブ.netの調査による、企業の人事・採用担当者500人に聞いた
「未経験でも採用しやすい資格ランキング」
「人事担当者の約80%の人が、資格やスキルをもっていること参考にし、採用を決めた」と答えているそうです。
42.9%:資格やスキルを参考にして採用した経験がある。
28.5%:資格やスキルが重要な決め手になって採用した経験がある。
11.1%:資格やスキルを持っているということだけで採用した経験がある。
最終的な採用を判断する場面で迷った時、資格を持っていると有利に働くこともあるようです。
1位 TOIEC(R)テスト
2位 社会保険労務士
3位 宅地建物取引主任者(宅建)
4位 中小企業診断士
5位 簿記(2級レベル)
6位 行政書士
7位 中国語検定
8位 ファイナンシャルプランナー(FP)
9位 情報処理技術者試験/ネットワークスペシャリスト試験
10位 マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)試験
目指す業種で必要とされている資格があれば、取得しておくと良いかもしれません。
「就職・転職に有利な資格」ランキング
1位 簿記検定
2位 宅建(宅地建物取引主任者)
3位 TOEICテスト
4位 インテリアコーディネーター
5位 社会保険労務士
6位 通関士
2位の「宅建」は不動産取引業界で働くなら、事務所に5人に1人の割合で有資格者を置くことが法律で義務付けられているため、安定的に幅広い求人が期待できます。
4位に入った「インテリアコーディネーター」。インテリアコーディネーター職としての正社員求人が増加し、小売業でのインテリア担当販売職などニーズがあるようです。
「通関士」は通関業者では原則、営業所ごとに一人以上の有資格者を置くことが義務付けられているため、潜在的ニーズは高いと言えます。
仕事と資格が直結しているものは採用に有利なようですね。
では実際に働いている人が、仕事で役立っていると考えている資格(検定)ランキングはどうなのでしょうか?
「仕事に役立つ資格」ランキングです。
1位 公認内部監査人(CIA)
2位 米国公認会計士(USCPA)
3位 一級建築士
4位 公認会計士
5位 中小企業診断士
6位 英検(実用英語技能検定)1級
7位 税理士
8位 日商簿記検定1級
9位 ネットワークスペシャリスト
10位 TOIEC(R)テスト(860点以上)
建築士や会計士など職業と資格が直結しているもの以外は、TOIECも860点以上など、高いレベルが要求されています。学生時代に教養として、実際の仕事に役立つレベルを目指し、自分磨きに挑戦しておくことも必要かも知れませんね。
無闇に資格を取得しても仕方がないので、これらが実際の仕事に必要な資格かどうかは確認した方がいいと思います。
今回は「資格を取るなら」でお馴染みの会社・ユーキャンの採用動画を紹介します。
生涯学習を勧めるだけあって、「生涯働きやすい会社」と言うイメージがぴったりですね。
社員の皆さんの一言一言からやりがいや明るい感じが伝わります。
生き生きした働き方、人の役に立つことがしたい学生さんにアピールできる良い採用動画だと思いました。