ご紹介するのは、三菱UFJ信託銀行株式会社の採用動画です。
三菱UFJフィナンシャル・グループの信託銀行です。
信託銀行は普通銀行業務に加えて、企業や個人に至るまでの資産を管理・運用する機能や、不動産・証券代行といった資産や財産の管理・運用をしている銀行です。
(画像をクリックして頂くとサイトに飛びますので、写真の方の映像をクリックしてください。)
今回ご紹介するのは、リテール業務の財務コンサルタントが
仕事内容や姿勢、心構えなどを
印象的なエピソードを語って紹介している動画です。
とある老夫婦の遺言書を作成した時のエピソードですが、
その話自体が感動的です。
インタビューの声のトーンやゆっくり落ち着いた話し方が、
好感が持てる良いインタビューだと思います。
ゆったりした流れの動画ですが、
「人との信頼を築くことが信託銀行業務の第一歩である」という強いメッセージが
強烈に印象付けられます。
映像自体は社内でのインタビューと話の筋に適した写真を配置したオーソドックスな構成です。
和紙ベースにテロップを出すことで、飽きがちなテロップを
まるで遺言書を作って見せられているような厳かな気持ちにさせる演出にしています。
伝えたいメッセージと表現の手法がうまくマッチしているのだなと思いました。
最後の社員さんの表情がとてもいいです！
カッコイイとか容姿のことではなくて（イヤ、非常に素敵な方ですよ！）
この銀行なら信頼できそうだ！と思わせる
誠実であり、力強い表情で映像が終わることで、
銀行への期待感がいっぱいになります。
ただ、感動的なエピソードをテロップでまとめているので、
若干話がデキ過ぎに見えてしまいます。
「ご夫婦の心は、青く晴れ渡った。」のテロップは好き嫌いの範疇ですが、
演出過多なので、写真だけで良いかな……と。
社員さん自身のその時の気持ち
「だからそこ、感傷にひたってはいけない。
私はプロだ。強くそう自分に言い聞かせた」の文言は
社員さん自身の言葉で語ってもらった方が、真実味があるし、
その前から続く文字演出が長いので、演出的にも良いと思いました。
誠実さや信頼関係を築くことが大事だという業務の心構えは
完璧に伝わりました！
（写真をクリックして頂くと動画サイトに飛びます。）
ちなみに、信託銀行について知りたければ、トラスティン・バンカー教授が動画で説明してくれています。
分かりやすいし、面白い試みの動画です。
教授は俳優さんかな？日本語を被せていますので、見やすいですが、
ピーターラビット押しだし、真面目にやっているのにコミカルな感じがして
ちょっと胡散臭い教授に見えました（笑）
