強盗だってへっちゃら!?元・軍人が銀行員のバンク・オブ・アメリカ!
ご紹介するのは、世界最大の銀行の一つ、【銀行】Bank of Americaです。
●インタビューのざっくりとした日本語訳
レーシーさん(輸送サービス/元・米陸軍):
毎回ヘリコプターに乗っているとき、自分自身について考えるんです。
退役したらアイディンティティの一部が失われるんじゃないか、と。
フランクリンさん(ローン担保担当/元・米海軍):
これからどうしていけばいいのか、分からないということはすごく怖いんです。
レーシーさん:私はアメリカ軍人をやめ、今はバンクオブアメリカの輸送サービスで働いています。
アレクサンダーさん(銀行支店長/元・米陸軍):
ほとんど、別々の章を生きているみたいだ。軍にいるアレックス、銀行員のアレックスみたいにね。
2人のアレックスがいるみたいだ。
だって経験をしたこと以外に実社会に自分が何かもたらしているような感じがするからだ。
●見終わって
「ルポ 貧困大国アメリカ」堤未実著にも書かれていますが、
アメリカでは貧困層が軍に入隊する構造になりつつあるため、
アメリカの退役軍人のおかれている状況はより厳しくなる一方で、
失業率が高く、自殺率は一般の2倍。ホームレス生活になる人も多く、
アメリカでは関心の高い問題です。
USAToday にも退役軍人の関連記事が掲載されています。
退役軍人の再就職を積極的に行っているバンクオブアメリカの取り組みは
社会的な価値から見ても素晴らしいと思います。
単純にアレクサンダーさんを見て思ったのですが、
柔和な微笑みを浮かべつつ、ちょっと目が鋭い感じが、
実はめちゃくちゃ強い印象です。
どこの銀行も退役軍人の方を雇えば、
銀行強盗を簡単にやっつけてくれそうだなあ、と思ってしまいました。
全く違う職種・業種から転職する人を採用することは、
企業もチャレンジだと思いますが、
転職希望者に勇気を与えるいい採用動画だと思いました。