リクルートっぽい採用動画。「リクルートっぽい」とは何だ?

リクルートホールディングスの採用動画をご紹介致します。

皆さんご存知のリクルートですが、広告や出版、情報サービス、人材紹介など様々なサービスがありすぎて、
入社したら自分がどんな仕事が出来るのかわからない、という学生さんは多いと思います。(まあ、今はサービスごとに分社化されていますが。。)

正直、この動画から具体的な業務内容を知ることは出来ませんが、リクルートの社風や文化、働いている社員のタイプは十分に伝わって来ます。
このインタビュー動画を初めて見たとき、「あぁ、リクルートっぽいな〜」と思いました。
リクルートっぽいというのは、社員さんのしゃべり方であったり、表情でなんとなくそう思っただけなのですが。
学生時代から、勉強もできて、人望もあつくて、自分に自信がありそうな感じ(なくてもあるように振る舞う)が、リクルートっぽいのです。…あくまでイメージです。笑

この動画のように何人もの人のインタビューを、ナレーションやフタ(テロップ)を使用せず編集するのは難しいのですが、この動画は見やすいです。
短いワードでカットして編集してあると情報が多く詰め込まれているような気分になります。
実際は、印象的なワードをつないであるので、具体的な内容はわからないのですが、「わかった」気持ちになれます。
「何もわからない」学生さんにとっては、この「わかったような気がする」というのはとても重要な判断基準になります。
少しでも、不安な気持ちが払拭されるので。

しかし、このインタビューでいい感じで終わるのかと思いきや、最後にアプリやサービスの紹介が入ります。
このタイミングで入れる意味があるのだろうか、と少し思ってしまいました。
いや、見れるんですけどね。。
このタイミングに入れるのであれば、前半のインタビューをもう少し短くても良いかもしれません。
3:00のインタビューが終わり、暗転してから始まるので、
視聴者的には、終わったと思ったら「お!まだあるのかっ!」と、何とも言えない気持ちになりました。

または、前半のインタビューと後半のインタビュー(サービス紹介)はわけてアップするのも良いかもしれません。
前半のインタビューはコーポレートイメージ動画として、後半のインタビューは業務内容紹介動画として。

それにしても、この動画のナマっぽい質感がとても良いですね。
音楽も印象的で素敵です。
正直、映画はあまり詳しくないのですが昨今の日本映画の冒頭にありそうな感じで好きでした。