【新卒採用のコツ】採用動画を作る前に知っておくべきこと、まとめ。(第1回)

 

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梅雨もまもなく明けそうですね。

そろそろ来期の採用活動の準備でもはじめませんか?

撮影は天気の良い夏~秋の日が長い時期にとるのがいいと思いますよ!

あせって冬に作っても、さみしい制作物が出来上がっちゃいますから…!

 

という訳で、本日は主に説明会で使用する採用動画の種類について

紹介していきたいと思います。

なんとなく、「よし!今年は動画作る!」と意気込んではみても、まずは自社の説明会のゴールを描いて、どんな採用動画が必要なのかを見極めることが必要です。

ご参考にしてくださいね!

 

 

 

◎オープニング

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採用に動画を用いることで、意外と効果的なのがオープニング。

大抵の会社が、「それではこれから…」という司会役のアナウンスで始まるのに対し、

突如会場が暗くなり、動画から説明会が始まる演出は、学生にとって印象的な説明会となります。

 

動画の内容は会社によりますが、事業内容のハイライトや、

会社のビジョンなどを表現した、スピード感のあるものになると思います。

BGMの音楽なども社風を表す大事な要素なのでしっかり選びましょう。

30秒~1分程度の短い作品ですが、会社の品格を決める重要なものです。

 

◎事業紹介

【コーポレート】C&Gシステムズ様 IR映像 日本語版

 

事業がシンプルで誰が見てもわかるような場合は、プレゼンなどで十分です。

しかし多方面で事業を展開している場合や、その関連性が見えづらい場合は

プロに相談して、動画の中でわかりやすく事業を図解化したり、

ナレーションを使って説明することで、学生の理解の助けとなります。

 

上映の後は、すぐに次の話に移らず、

社員の言葉でほんの少しまとめたほうがスムーズな進行となると思います。

 

制作のポイントは、そもそもわかりにくい事業内容を

動画制作スタッフに完全に理解してもらうことです。

ここが曖昧なままスタートしてしまうと、できあがった動画を観て

まったく意図していないものになってしまったということも…。

時間に余裕をもって、こまめな打ち合わせ時間をはさむことが必要です。

 

 

◎歴史ムービー

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すべての企業の説明会に必須ではありませんが、

長い歴史があったり、かつて業界に革命を起こした画期的な商品などがある場合は、

ドラマチックにストーリーを語るものがあると効果的です。

 

単に年号や事実を追うだけではなく、

当時においてそれはどういう意味や影響があったのか、

どんな苦労があったのかなど、先人たちの思いをていねいに描くことが大切です。

当時の写真や映像などがあると重厚感が増すので、

高いクオリティの作品づくりには、資料集めに手を抜かないことが必要不可欠です。

 

 

◎仕事ドキュメンタリー

エンジニアの熱き仕事に密着

 

最も採用動画の効果を発揮しやすいのがこの動画ではないでしょうか。

社員がいくら熱くプレゼンをしても、営業の大変さや、

お客様から感謝されたときの喜びは伝わりにくいものです。

映像の力を使って、働くリアルを伝えましょう。

 

理想的なのは一つのプロジェクトに密着したり、

海外勤務など学生が行きにくい場所での撮影を含むものです。

臨場感あふれる現場の雰囲気を伝えながら

社員の思いをナレーションで入れるなどをすると、

やりがいのある仕事感がいっそう増します。

顧客インタビューなども交えると、多角的な視点が盛り込めますね。

 

撮影が1日で終わらないことが考えられるので

きちんとシナリオを描いてから、スケジューリングや、

多方面のアポイント設定などの調整を行います。

時間の余裕をもって、計画的に、長く使用できる良い作品を作りましょう!

 

 

 

◎社長メッセージムービー

【採用】 サイバーエージェント様  2015年新卒採用 代表取締役社長 藤田晋

 

社長がどうしても説明会などの場で話ができないときには有効です。

特に、誰が見ても魅力的な社長や、知名度の高い社長からのメッセージムービーならなお効果的。

この人のもとで働けるのだ!という期待を抱かせてあげることができます。

 

一方、おじさんがぼそぼそと話しているだけのムービーでは逆効果。

トップダウン感や、役員と若手との間に壁があるように感じてしまいます。

 

制作する必要がある場合は、何を伝えたいのか効果的にテロップを出したり、

インタビュー場所を変えてみたりして動きを変えてみてはいかがでしょうか。

 

◎社員インタビュー

【採用】コモドソリューションズ様

 

働く社員の声を聴かせることは、説明会のマスト事項!

その日に合わせて3名程度の社員にお願いして

自身の体験や仕事内容を語ってもらい、学生をファンにしたいものです。

 

しかし、中には少人数規模の説明会を年間に何度も開催している企業や、

どこもかしこも人手不足で招集が難しい企業もあります。

そのような企業には、社員の生の声を届けるかわりに、

社員インタビュー動画は必須と言えるでしょう。

 

内容としては立場、職種、タイプの異なる社員にインタビューをし、

仕事内容や、やりがいを伝えるものが望ましいです。

せっかく動画を作るのですから、ただ座って話をするだけの動画ではなく

いろんな仕事風景を見せて、いろんな表情の社員さんを見せることが大切です。

 

 

◎エンディング

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今回挙げた中では最も重要度の低い動画です。

無理して作るほど必要な動画ではありませんが、

オープニングと同じく、説明会の雰囲気を引き締める効果があります。

 

最後のムービーの印象がそのまま会社の印象につながることも多いので、

口下手な社員さんが多く、説明会を上手にまとめる自信がない場合は

最後の念押しで使うと良いでしょう。

 

30秒~1分程度が目安で、企業のビジョンを伝え、

今後の広がりや成長が感じさせるものが良いのではないでしょうか。

働く社員さんの表情をたくさん出しても好印象だと思います。

 

技術があり、センスの良い社員さんがいる場合は、

社内でアットホームな動画を作るのも良いかもしれません。

社員同士の仲の良さをアピールしたり、余裕のある先輩社員がいることが魅力になります。

もちろん、内輪ネタばかりの中途半端なクオリティでは逆効果なので、

慣れないうちはプロにお願いしましょうね!

 

 

■まずはこの組み合わせはいかが?

今回は採用ムービーの種類をまとめてみました。

といっても、すべてを制作する必要はありませんし、

むしろ動画だけで説明会を乗り切ろうとするのは逆効果です。

 

自社の説明会で伝わりにくい部分を考え、

まずはこの組み合わせからスタートするのがおすすめです。

・オープニング

・仕事ドキュメンタリー

 

あくまでも説明だけでは伝わらない部分を補足し、学生の心をつかむものだと考えてくださいね。

 

それでも自社の説明会の分析ができないという方は、

良い採用ができるようにメディアフォーユーがお手伝いさせていただきますので、

気軽にご相談ください!