2017年の新卒採用がスタートして、大学生の6月1日時点での内定率は51.3%だそうです。
(参照https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2016/160627-02/)
経団連の方針では、選考開始は6月1日以降とされてましたが、
実際には期間にとらわれないで採用活動に動く企業が多いようですね。
うかうかしていたら優秀な学生とは出会えない…なんてことも十分あり得ます。
そこで、母集団形成や望む学生に出会うため、ユニークな採用手法を採る企業がじんわりと増えています。
そこで!
■時代はもうここまで来ている!ユニーク採用事例
実際に変わった採用手法を導入している企業をご紹介します。
まずはコチラ。
●地頭と運の良さを見抜く麻雀採用(株式会社スターティア)
▼ムービーはこちらから
https://www.shu-cas.tv/contents_movie/detail/281
エントリーシート代わりに、社員と学生が一緒に麻雀!
ゲームを通してお互いの人柄がわかると好評なようです!
麻雀採用を通じて、チャレンジ精神・度胸・変わったことをしてみたい、
という学生に出会えそうですね!
●東大レベルの問題を解かなきゃエントリーできない!(株式会社デザインワン・ジャパン)
高得点者は、初回から社長面接という優遇措置があるそうです。
超優秀層にアプローチしたいという気持ちがひしひしと伝わってきます。
頭脳に自信のある学生にはグッとくる仕掛けですね!
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ちょっと前なら考えられないようなユニークな採用の数々。
私Satoも刺激を受けました!
そこで!
2018年ブームを巻き起こすかもしれないユニーク採用企画を予測します!
■最先端採用手法はコレだ!?次にくる採用4企画
ご興味あればぜひご相談ください。
プランニングいたします!
●サバゲ採用
サバイバルゲームってご存知ですか?
エアガンを持って行う大人の戦争ごっこです!
迷彩服に身を包んで駆け回る高揚感と緊張感は、
ぜひとも体験していただきたいものです!
基本的なルールは、弾が当たったら自己申告で戦線離脱し、
敵の陣地をとるか、敵をせん滅させるかで勝敗を決定する遊びです。
実はこのゲーム、射撃の腕はあまり関係がなく、
チームで力を合わせて戦略を練り、どう攻め込むかで勝敗が大きく左右されます。
そしてなんといっても、ゲームの中では、その人のタイプがよくわかるのです!
連携の取りやすい人、無鉄砲に飛び出す人、冷静な人、
人に指示を出せる人、臆病な人など、
擬似的な極限状態の中で本来の姿が見えてきます。
「サバゲ採用」なんてなかなかキャッチーで、良いのではないでしょうか?
ケガには十分注意していただいて、ぜひ採用活動に取り入れていただきたいですね。
▼特にこんな学生を採用したいなら◎
・営業職にほしい!ガッツのある人
・チーム体制で行う業務が得意な人
・プレッシャーに強く、決断できる人
・自分の力で切り開いていける人
・草食系というよりは肉食系
●家族面接
最近問題になってきているのが、入社式にまで来るという親の存在。
過保護というか、何というか……開いた口がふさがりません。
入社式に押し掛けるのは異常な親子関係だと思いますが、
学生にとって新卒採用とは人生はじめての就職。
親のアドバイスは聞きたいものです。
親もまた、子どもが変な企業に騙されていないか心配だと思います。
そんな仲良しファミリー向けの採用手法が、「家族面接」です!
方法は簡単。
選考で行う面接に、ご家族全員を招待。
親御さんには、会社の良いところを説明しながらも、
「小さい頃はどんなお子さんだったのですか?」と
学生本人の適性を伺ってみましょう。
うまくいけば家族ごと会社のファンにすることができるし、
学生の素顔がよくわかる画期的な採用手法です。
▼特にこんな会社にオススメ◎
・業界のイメージが悪い
・変わった手法で学生を集めたい
・BtoCの事業を行っている
・何十年も働く仲間を募集したい
●文通採用
メールやSNSでのライトなコミュニケーションに慣れてしまった昨今。
たとえばLINEなどのツールでは、たった数文字程度でも
感覚的なコミュニケーションができてしまいます。
そのためなのかはわかりませんが、最近の若い方には、
文章を書くのが下手な方が多いなぁと実感しています。
社会人になると、報告書にメールに企画書に…と、
意外と書く作業って多いんです。
そして、きちんと文章を書ける人が
仕事のできる人に成長する、ということも少なくないのではないでしょうか。
「文通採用」では、文通を通して学生のポテンシャルを見抜きます。
どんなレターセットを用いてくるのか?字はきれいか?
言葉づかいはきちんとしているか?個人の魅力や会社への思いが
伝わってくる文章が書けているか?…などなど、評価できるポイントは多いと思います。
こんな時代だからこそ求められる、古風な採用手法をぜひご検討ください。
▼特にこんな学生を採用したいなら◎
・誠実で几帳面な人
・おもてなしの心を持っている人
・エグゼクティブを相手に仕事をしたい人
・上品な人
●合コン採用
「良い学生ってどこにいるの?本当に会えない…」
「実際に学生を採用してみたら、全然つかえなかった…」
よく聞く人事担当のお悩みですが、「合コン採用」なら、
解決できるかもしれません!
「合コン採用」はできれば複数の会社で行いたい採用手法です。
会場は堅苦しい雰囲気の場所ではなく、あくまで雰囲気は合コンにこだわって
ラフでちょっとおしゃれな感じの居酒屋などを抑えましょう。
まず、学生、社員が私服で集まり、席に座って自己紹介をします。
このとき、大学名や会社名を言うのはNG。
大手企業&ブランド大学ならよく見えるという先入観を捨てるためです。
「~について研究している」「~の仕事をしている」と、
自分の分野を伝えるのみにして、直接的な採用らしいワードはNGとします。
お互いの趣味や、人生の目標、理想の10年後、
理想の働き方などを伝えあい、最後に大学と企業名の公開です。
気に入った学生とは名刺(連絡先)を交換して、
直接個人面接を行って口説いていきます!!
まるで本当の合コンのような採用です。
学生の本音や、深い部分が見れる採用になるのではないでしょうか。
普段学校名ばかり気にして採用している方には、
目から鱗の採用手法かもしれませんよ?
▼特にこんな学生を採用したいなら◎
・自分の軸をしっかり持っている人
・ユニークなことが好きな人
・純粋で人が好きな人
・コミュニケーションがとりやすく気の利く人
■まとめ
いかがでしたか?
2018年の新卒採用は、自社に合った採用手法を取り入れて、
いつも通りの採用活動から脱してみませんか?
●サバゲ採用
●家族面接
●文通採用
●合コン採用
ちなみに今回予測した採用手法は
まだどの会社も取り入れていないはずなので、
導入するなら早い者勝ちですよ~~!!
まだまだ先とは考えず、常に早めに来期の採用について
対策を練っていくのが大切ですね。