採用において、挑発的な表現は有効なのか?
企業コミュニケーションにおいて、新卒採用においてのみ「情熱」「挑戦」「成長」「仲間」といったエモーショナルで熱いものがこれでもか!とばかりに畳み掛ける展開が見られます。
アメリカでは、社員が自分の会社がいかに優れているかをアピールする機会が多いようで、皆さん、自信にあふれていて堂々としているような印象があります。
なんとなく板についていてカッコイイですし、そういう作り方が受け入れられている土壌なのだなと感じられます。
しかし、日本ではアメリカのように社員が「自分の会社がスゴイぜ」というアピールをする機会はまだまだ少ないようですし、そういう表現が元々苦手な国民性のような気がします。
しかし、なぜか新卒採用というジャンルにおいてのみそんな振る舞いをしなければならないと考える企業が多いようです。
そして付け焼き刃な残念な表現になっている採用動画をしばし見かけます。
ということで今回は、そんな「俺様採用動画」一例として、NTT西日本の採用動画をご紹介します。
早速ご覧ください。
ここがいい01
強い会社の強いアピール
インフラを担う巨大企業だからこその、熱いメッセージ。
直球勝負で素敵です。
もったいない01
あまりリアリティが感じられない
俳優さんぽく写ってしまっている就活生。
スローモーションや非日常的なアングルの使用など、
正直、学生さんがどう捉えていいか分からなくなってしまうカットもあるような気がしました。
しかし、日本の未来を作る企業としての自負が伝わる作品だと思います。
素敵です!