新卒採用動画を新入社員が作るメリット&デメリットとは?
近年、新卒採用向けの動画を新入社員が研修の一環として制作することがあります。
SDKでも一度ご紹介したことがあるのですが、スガノ農機さんの採用動画も新入社員さんが作っています。
これにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
今回はWebマーケティングやFacebook専門の広告代理店などのインターネット事業を展開している
株式会社ココラブルの採用サイトにある挑戦動画をご紹介します。
ココラブルのYouTubeに「2015卒の新卒が企画・制作した2016卒新卒採用サイト」と説明書きがありました。会社のコンセプトである「日本を僕らの遊び場に。」を軸に、採用サイトの内容を作っているようです。そのサイトには51本の挑戦動画が掲載されています。
その中から今回は一番再生回数が多かった新卒採用ムービーをご紹介します。(2016/6/1時点)
ここがいい01
先輩社員の雰囲気がわかる
挑戦動画は47都道府県にちなんだ挑戦を記録した動画が主ですが、今回紹介した動画はスペシャル版です。実験映像になっています。
実験を繰り返している様子で一生懸命さが伝わりますね。なかなか成功しないので、
最後はテロップ処理になってしまいますが、たくさん実験をした苦労が伺えます。
新入社員が動画を作るメリットは、3つあると思います。
社内のメリットとしては、新入社員同士の結束力を高まること。
新入社員が先輩になることを意識できることではないでしょうか。
また、就活生にとっては、1年後の自分の働く姿を思い描きやすいという利点もあります。
難しい点としては、「なぜその動画が必要なのか」という企画力、機材や編集の問題など多くあり、
会社の名前を付けて公開するレベルの動画ができるかは分からないことです。
気軽にできるチャレンジ動画なのか、きちんとしたレベルを求める動画なのか、
明確にする必要がありますね。
もったいない01
画質や音、音楽のバランスがもったいない
やはりプロと一般の方が作った動画の差は画質や声、音楽のバランスなど、基本がきちんとしているか、そうでないかの違いではないでしょうか。
今回の取り組みは企画と動画の量が多いので、頑張っている感が出ていますが、
一本の採用動画だけを新入社員で作る場合は、「伝えたいことが伝わる動画」になるのでしょうか。文化祭のような内容で就活生にアピールできるのでしょうか。
企画から編集まで、プロの講習を受けた方が動画の水準が上がります。
新入社員の研修の一環として採用動画制作を検討している方は、メディアフォーユーにご相談ください。