有給休暇が使いやすい会社を見分ける方法とは！？

チェックすべきは「有休消化日数」だった！

 

有休はいくら制度があっても使えなければ意味がありません。

そこで、今回は東洋経済オンラインの2016年04月28日に掲載された最新版！『有休日数がしっかり取れる』300社」から
トップ10をご紹介します。

 

記事によると、「『年20日』といった有休付与日数の記載があっても、ほとんどの場合、それは1年で『使ってよい日数』であり、実際に『使える日数』とは限らない。業務の都合などで、すべての有休を消化することは現実的に難しい」と指摘しています。一方で、きちんと社員が有給を取得し、消化している会社もあります。入社するなら、「有給が使いやすい会社」が良いですよね。

 

それではトップ10を見ていきましょう……

 

有給休暇がしっかりとれる会社　トップ10

 

順位　　　社名　　　　　　　年間有給消化日数　　　年間有給付与日数　　消化率（％）　　業種

1位　　東武鉄道　　　　　　　　　22.7　　　　　　　　　　27　　　　　　84.1　　　　　鉄道

2位　　東燃ゼネラル石油　　　　　20.9　　　　　　　　　　25　　　　　　83.6　　　　　石油

3位　　ジヤトコ　　　　　　　　　20.6　　　　　　　　　　20　　　　　　103.0　　　　自動車部品

4位　　ダイキン工業　　　　　　　20.1　　　　　　　　　　22　　　　　　91.4　　　　　機械

5位　　NTTファイナンス　　　　　20.0　　　　　　　　　　20　　　　　　100.0　　　　信販・カード・リース

6位　　JT　　　　　　　　　　　　19.8　　　　　　　　　　20　　　　　　99.0　　　　　食品・水産

7位　　NTT東日本　　　　　　　　19.7　　　　　　　　　　20　　　　　　98.5　　　　　通信サービス

8位　　東京海上日動火災保険　　　19.6　　　　　　　　　　30　　　　　　65.3　　　　　損保

9位　　本田技研工業　　　　　　　19.4　　　　　　　　　　20　　　　　　97.0　　　　　自動車

10位　阪急鉄道　　　　　　　　　19.2　　　　　　　　　　20　　　　　　96.0　　　　　鉄道

10位　SCSK　　　　　　　　　　　19.2　　　　　　　　　20　　　　　　96.0　　　　　システム・ソフト

 

東武鉄道は2年連続1位を獲得。記事によると、「有休消化日数は22.7日で、有休付与日数が27日と高いうえ、1時間単位の有給休暇制度があるなど消化しやすい環境が整っている」そうです。

 

3位のジヤトコさんに至っては年20日の有給休暇を20.6日取得！

103.0%の有給取得率ってすごい！全員きちんと有給休暇をとるんですね。

休み過ぎた人がいても許容しているあたり、社員に優しい会社ですね。

 

また、1位から3位の企業は東洋経済オンラインが1月22日に配信した「最新！『3年後離職率が低い』トップ200社」を見ても、入社3年後の離職率が０％と低く、働きやすい会社と言えそうですね。

 

8位の東京海上日動火災保険は付与されている有給休暇が30日と多いのですが、消化した日数は19.6日ですので、消化率が65.3%と低くなっています。休めていますが、30日全部を消費するのは難しそうですね。

記事によると「『有休消化日数』はチェックしておくべき」であり、「あわせて、『夏季休暇』と『年末年始休暇』、『週休』もおさえておくこと」が必要だそうです。会社に左右されることが多い社会人生活にはとても大切ですよね。

 

さて、今回は1位の東武鉄道のHPにあった採用ムービーをご紹介します。

ここがいい01

コツコツしたまじめさが伝わる

メッセージを読ませるスライドショーになっています。誠実な雰囲気が伝わる写真とメッセージですね。テロップの字体が真面目な雰囲気を出しています。

1分20秒あたりに「東武鉄道には、ある」というテロップにピュイ～ンと効果音がついているのですが、不思議な音で愛嬌がありました。

 

もったいない01

テロップの落とし穴

ラストに効果音付きで「０」が登場するのですが、ムービーをよく見ていないと、なぜ「０」が出てきたのか理由が分かりませんでした。メッセージを読み返すとよく分かりるのですが……。伝わりにくいメッセージを補う、もう一工夫があると、もっと見やすくなると思いました。

文章のメッセージにはタイトルに「０（ゼロ）」が書かれていて、初めからキーワードだと分かります。文章のメッセージと動画をセットで見ると効果的なのかも知れません。