止む終えないのか、確信犯か?
外部環境か、内部環境か?
あなたは、業績下方修正を繰り返す会社に入りたいですか?
今回は東洋経済オンラインの2016年04月29日に掲載された「要注意!業績下方修正”常習犯”ランキング」
からワースト10をご紹介します。
このランキングは上場企業が、「経常利益や純利益の前期実績、あるいは直前に公表された会社予想に比べて、新たに算出した予想値に、30%以上の乖離が生じた場合などに、開示が義務づけられて」いるのを元にしています。「乖離率は3年分の実績値を期初計画値で割って算出」し、「時価総額が100億円以上の会社」を対象にしたそうです。
また、記事には会社の責任や体質に言及した、次のような厳しい指摘がありました。
「下方修正の場合、環境要因以外に、会社の姿勢が問題となるケースも多い。見通しが甘く、期初に高い目標を掲げて下方修正を繰り返す“常習犯”もいる。」
「乖離率がマイナスということは、黒字計画から実際は赤字で着地したことを示している。」
「この3年間は、2015年夏ごろまで基本的に経済状況はよかった。それだけに、表に顔を出している会社はより不振ぶりが際立つともいえる。」
経営陣は胃が痛いですね……。V字回復して欲しいです。
それでは、ワースト10を見ていきましょう……
「業績下方修正」ランキング
順位 社名 下方修正回数 乖離率(%) 対象決算期
1位 東燃ゼネラル石油 8 ▲19.7 15年12月
1位 パイオニア 8 8.0 15.03
3位 B-R サーティワン アイスクリーム 7 42.8 15.12
3位 ダイドーリミテッド 7 40.0 15.03
3位 富士石油 7 ▲417.4 15.03
3位 日本山村硝子 7 ▲9.2 15.03
3位 大平洋金属 7 19.1 15.03
8位 ヤマダ・エスバイエルホーム 6 ▲94.2 15.02
8位 ディー・ディー・エス 6 ▲252.5 15.12
8位 ダイナパック 6 78.0 15.12
8位 カッパ・クリエイト 6 ▲5.7 15.03
8位 ニコン 6 63.9 15.03
8位 乾汽船 6 ▲8.2 15.03
業績を下方修正した企業は、8回修正が2社、7回が5社、6回が6社。計13社がランクインしています。
石油価格の下落が響いたようで、1位と3位に石油関連企業がランクインしていますね。
さて、今回ご紹介するのはワースト1位になってしまった東燃ゼネラル石油の企業紹介ビデオです。
HPにはグループ理念ビデオとともに掲載されていました。ちなみにグループの理念は「考えぬく。明日を動かす。」だそうです。
ここがいい01
絵作りがカッコイイ
世界を相手に仕事をする壮大な規模が伝わります。
事業規模にも圧倒されますが、
タンカーや無数の機器、石油関連施設などなど、設備自体が大きくて迫力がありますね。
工場萌えなので、絵がたくさんあって嬉しいです。見ていて飽きません。
50秒~のオフィスの映像なども、スピード感あふれる現場っぽく作られていて、
面白いです。
音楽がなんかアフリカのサバンナっぽい……とちょっと気になりましたが、
壮大な仕上がりですね。