月80時間残業で年収1000万円 VS 残業なし年収500万円。
就活生が選ぶのはどっち!?
2017年のマイナビ大学生就職意識調査によると、学生の就職観の1位は「『楽しく働きたい』(29.9%、対前年2.3pt減)」で、「全体で見ると2年連続の減少傾向にある。」そうです。「2位の『個人の生活と仕事を両立させたい』(24.5%、対前年0.4pt増)は、13年卒調査から数えて4年連続で増加傾向」にあります。
働き方も多様になりつつある昨今、「ライフワークバランス」は優秀な学生にとって重要な要素と言えるようです。
就活生にとって、プライベートな時間が確保できる会社は魅力的なのではないでしょうか。
そこで、今回は東洋経済オンラインの2016年04月20日に掲載された「公開!これが『残業の少ない』トップ500社だ」から
トップ10をご紹介します。
それではトップ10を見ていきましょう……
残業時間が少ない会社トップ10
順位 社名 月間平均残業時間(時間) 平均年収(万円) 平均年齢(歳)
1位 日本テクノ・ラボ 0:00 556 45.6
1位 アイサンテクノロジー 0:00 526 39.4
1位 トライアイズ 0:00 806 37.0
1位 ムラキ 0:00 405 41.8
5位 ハリマ共和物産 0:40 526 41.4
6位 フジックス 1:12 436 45.6
6位 テイツー 1:12 420 35.7
8位 日本フエルト 1:17 587 42.5
9位 佐渡汽船 1:19 430 44.5
10位 東海染工 1:20 495 45.2
1位は残業0時間の企業は4社。そのうち、1社は年収800万円超え。
何となく残業をしてしまう風土が会社に蔓延していないのは良いですね。早く帰社するために仕事の能率もアップしそうです。
ちなみに、1位のアイサンテクノロジーさんの採用ページに掲載された「ある1日のSchedule」で、先輩社員の方は18時に退社していました。
記事によると
残業が少ない会社に共通の傾向はなかなかつかみにくい。業種・業態はバラバラ。取り扱い製品やサービスの市場が手堅いため、残業が少ないのだろうと想定される会社もあれば、むしろ業績が停滞、後退している会社もある。残業には割増賃金が支払われることから、会社の方針で残業を抑制している可能性はある。
また、「サンプルの問題かもしれないものの、一つ言えることは平均年収が1000万円以上の高給企業の姿は少な」く、「残業が少ないと、その分の残業代を稼ぎにくいことが影響しているのかもしれない。」と結んでいます。
残業なしで年収500万円超え……私なら働きたいです。
さて、今回は1位のアイサンテクノロジーのHPに採用情報として載っていた「企業紹介」の動画をご紹介します。
ここがいい01
会社の特徴が分かりやすい
落ち着いたナレーションが動画に安心感を与えています。測量計算に特化している会社なのだとよく分かりました。主力製品の紹介が主なのですが、道路設計や不動産登記に利用されており、需要があることも分かりやすかったです。
もったいない01
専門用語が多すぎる…
3分頃から、モービルマッピングシステムについて紹介しているのですが、業種に詳しくない人にも分かりやすい説明が必要だと思いました。
ナレーションで長い専門用語や横文字が続くので、テロップで補足したり、もう少し分かりやすい言葉に置き換えるなど工夫できたのではないでしょうか。
モービルマッピングシステムが素晴らしいシステムなのは分かったのですが、開発したのか、それを日本で初めて導入したのか?日本で初めて導入した会社なら、競合他社とはどう違うのか……などなど。何を言っているのかが分かり辛かったです。
開発した製品を紹介していた流れで、導入した製品を紹介しているため、混乱してしまうのだと思いました。