今回紹介するのは、メ~テレ(名古屋テレビ)の新卒採用動画です。
この動画が公開されたのは2014年。
その前年、2013年の新入社員の方々が作った社内紹介VTRだそうです。
いろいろな部署で働く人の日常を通して、メ~テレがどんな人材を欲しがっているかということも紹介しています。
演技や構成がちょっと拙いのはご愛嬌。
きっと、一年間学んだことを結集して作ったんだろうな、というのが感じられます。
さて、早速この動画のいいところともったいないところをまとめてみたいと思います!
ここがいい!01
新入社員の頑張りが感じられる手作り感
もしかすると「テレビ局の採用動画がこのレベル?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、社会のことをほとんど知らない学生を相手にする新卒採用では、
「その企業に対して親近感を持ってもらう」ということも大変重要になります。
これは就職活動をしていたころの筆者の勝手な思い込みでしたが、
「テレビ局は敷居が高い。カメラのこととか知らないし、難しいのでは・・・?」と尻込みした記憶があります。
一年しか学年の変わらない先輩がテレビ局の施設を使って撮った、ということで、
「自分にもできるかもしれない」という親しみのある気持ちを持ってもらえるのではないでしょうか。
ここがいい!02
わかりやすいメッセージ
「冷静な”キミ”を待っている」
とか
「こだわる”キミ”を待っている」
とか、欲しい人材のイメージがはっきりしています。
希望する企業がどんな人を求めているのかということは、
学生にとって、とても気になるところ。
このように提示されていると、学生がどのようにアピールすればよいかを考える、
わかりやすいきっかけになります。
もったいない!01
自然な社内風景が少ない
この動画だと、日常で実際に業務が行われている場面が少ないため、
仕事をしている自分が想像しにくいかと思います。
就職活動中は、お芝居ではない、実際の仕事の雰囲気こそ見てみたいもの。
手作り感を残しつつ、それも入れられたらもっと良いのではないでしょうか。
外注せず自社でこのような動画を作ると、やはり気になるのがクオリティの問題。
ホームビデオみたいになりかねませんよね・・・
メ~テレの場合、そこはテレビ局。
撮影自体はしっかりしていて、それと手作り感がいいバランスになっていると感じました。
弊社でこのような動画を制作するとしたら、40万くらいでしょうか。
アットホームな感じを出したいけれど、クオリティが心配・・・という方、
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