上場企業の社長たちは一体どのくらいの報酬で働いているのか想像したことはありますか?
企業のトップともなれば、時価総額や株価の変動にダイレクトに影響を受け、報酬も上下しそうなものです。
今回は、番外編として日本経済新聞に掲載された
【成果に見合う?報酬から見る社長の通信簿】を見ながら、上場企業の社長の報酬をご紹介していきたいと思います。
直接的に就職活動とは関係はないかもしれませんが、企業の在り方が見える面白いランキング・グラフになっているので、
就職活動、転職活動の際に、参考までにチェックしてみてはいかがでしょうか。
社長の報酬ランキング
| 氏名(敬称略) | 社名 | 報酬(億円) | 時価総額(億円) | 株価騰落率(%) |
1位 カルロス・ゴーン | 日産自動車 | 10.35 | 55333 | 33.04 |
2位 三津原博 | 日本調剤 | 7.15 | 489 | 129.26 |
3位 クリストフ・ウェバー | 武田薬品工業 | 5.07 | 47384 | 22.62 |
4位 稲葉善治 | ファナック | 4.86 | 62870 | 44.19 |
5位 松浦勝人 | エイベックスGHD | 4.4 | 862 | 5.73 |
6位 豊田章男 | トヨタ自動車 | 3.52 | 286530 | 43.88 |
7位 永井浩二 | 野村HD | 3.28 | 26994 | 6.67 |
8位 平井一夫 | ソニー | 3.26 | 37308 | 61.76 |
9位 北島義俊 | 大日本印刷 | 3.23 | 8181 | 18.09 |
10位 安藤宏基 | 日清食品HD | 3 | 6942 | 26.96 |
電機、自動車メーカーの社長がランクインしているのは、想定の範囲内ですが、製薬会社の社長が上位に名を連ねているのは意外でした。
エイベックスは、時価総額、株価の騰落率をあわせて見たとき、他企業に比べ報酬を貰いすぎかなという印象がありますね。
また、
報酬と株式の時価総額、株価の騰落率の関係性がわかるグラフ
がこちら。
円の大きさは報酬を表し、横軸は時価総額の推移、縦軸は株価の騰落率を表しています。
円の位置が右上にあればあるほど、時価総額も株価も上昇したことになります。
それにともない、報酬を表す円が大きくなっていれば、市場の評価とトップの報酬が連動していることになります。
日本経済新聞のサイトで見ると、グラフが連動して動く様子が見れます。
例えば、2014年度 報酬1位の日産自動車 カルロス・ゴーン氏を見てみると、(青い円がカルロス・ゴーン氏)
ゆるやかに右肩上がりになっていることがわかります。
時価総額も、株価も徐々に上昇していることになります。
それでも、他企業に比べると、ちょっと報酬を貰いすぎかな、という印象ですが…
それに比べ、三菱UFJフィナンシャル・グループの平野信行氏は、かなり利益があがっているはずなのに報酬は少なめです。
企業の堅実性が垣間見えますね。
お金だけで企業を判断するのはどうかとは思いますが、わかりやすい指標になるので、面白いですよね。
このグラフが役立つ、役立たないとは別に、純粋に「誰が一番儲かっているのか」というのは、悲しき人間の性でしょうか、気になってしまいます。笑
ここで、2014年度の報酬ランキング第10位にランクインした、日清食品の採用動画をご紹介致します。
様々な部署の社員様のインタビューが掲載されています。
部署ごとに、これだけ細かくわけてインタビューを掲載されている企業はあまり見たことがありません!
わかりやすくて嬉しいですね。
それぞれのインタビューページに飛ぶと、QUESTIONSで質問内容が一覧で見られるようになっており、気になる質問だけ選んで視聴することが出来ます。
「見る側に選んでもらう」という意図が多分に含まれている採用動画の見せ方で、制作サイドとしても、なるほどな〜と感じることの出来るコンテンツになっています。
Webならではの見せ方で面白いです。
メディアフォーユーでも、インタビュー動画の撮影を承っておりますよ!
サイバーエージェント様
クックパッド様
ちなみに、この記事で取り上げたような動画を制作させて頂くとするならば、計10本で150万円くらいでしょうか。
気になった方は、是非お問い合わせくださいませ!