面接は外見が9割!採用担当が語るスーツの着こなし術!
エントリーシートが通っても、面接でうまくいかないと悩む学生さんに朗報です。
外資系ドットコムに掲載された「採用担当者が語る、スーツの着こなし術」をまとめました。
記事によると、「日系企業の場合、1人の面接官が一日のうちに15分程度の面接4回で
内定といったところもあります。
その場合、面接官は候補者をじっくり見ることが出来ないために、
見た目の印象が選考を大きく左右します。」とのこと。
大手企業や中小企業でも、1人1人の話をじっくり聞くようになるのは、
3次面接や最終面接になってからではないでしょうか?
集団面接や個人面接では「外見が9割」と言っても過言ではありません。
ここでいう見た目とは容姿ではなく、
「スーツをビシッと着こなし、『清潔感がある好感度の高い学生』という印象」を
採用担当者に与えることで、
「その後の面接において発言の説得力を増すことができる」と言うことです。
社会人になってからも清潔感のある姿で仕事することはマナーの一つだと思います。
言い換えるならば、外見がきちんとしていれば、
志望動機や自己PRに耳を傾けて貰えると言うことです。
男女編<スーツの選び方>
1、スーツは社会人になってからも着ることを考えて「適正な物を適正な店」で買うこと
「安価なものを2着買おう」や「ここの店の物を買う」などある程度自分の指針を持って購入することが大事だと思います。
2、購入店の選び方は、自分が素敵だと思った「スーツの着こなし」をしている社会人に会ったらどこで購入しているか聞いてみるのも一つの方法です。
3、店員さんに「リクルートスーツ」を探していることを伝え、客観的に似合っているか見て貰うこと。
大き目を薦められてもジャストサイズの方が印象は良いです。
男性編 <スーツの着こなし>
1、ベルトの色と靴の色を合わせる
スーツの基本です。鞄の色も同色でまとめるとさらに統一感がでます。
2、ジャケットの袖口と襟口からシャツを出す
ジャケットは肩幅がジャストサイズであること。肩幅が大きすぎるとぶかぶかでカッコ悪いです。
また、ジャケットの裾口からシャツを出すこと。
シャツが出ていないと、体に対してスーツが大きすぎるように見えて、
だらしなくみえます。
またシャツが見えるだけで、スーツに立体感が出て格好が良いです。
「腕を下ろした状態で、ジャケットの袖口から1.5cmほど、襟部分からは1.5~2cmほどシャツが出るようにするのがオススメ」だそうです。
スーツ売り場などで、首回りや袖の長さなどのサイズを計ってくれるので、自分にピッタリのサイズを知っておくと良いと思います。
3、ポケットに入れていいのは薄いハンカチだけ
スーツのポケットに重い物を入れると、だぼっとなり全体的にみずぼらしく見えます。
また、日本では夏にYシャツのポケットにペンを入れている方がいると思いますが、
海外ではダサいと思われていますので、海外の方と仕事をする方はご注意ください。
4、ジャケットのボタンは外さない
本来のビジネスマナーでは起立時はジャケットのボタンを掛け、
着席時はボタンを外すのが正解です。
しかし、就活においてこれをやってしまうと、
「生意気」「落ち着きすぎ」と感じる面接官もいるので、
着席時もボタンは掛けたままにしておきましょう。
5.一番下のフロントボタンは掛けない
ジャケットのボタンには、2つボタンと3つボタンの2種類があります。
2つボタンの場合は、上のボタンだけを掛けます。一番下のボタンは基本的に、ただのデザインとして作られているので注意しましょう。
3つボタンの場合は、上段と中段だけ掛け、やはり一番下は開けておきます。
ただ、最近は3つボタンのジャケットにおいて、一番上のボタンがジャケットの折り返し部分に隠れている「段返り3つボタン」というものがあります。その場合は、上から2つ目のボタンだけを掛け、上段下段のボタンは開けておきましょう。
ちなみに、2つボタンと3つボタンはどちらを選んでも評価には影響しませんが、
現在スーツの主流は2つボタンです。
6.フラップはしまう
ジャケットのポケットについているふたのような部分を、「フラップ」といいます。
フラップの本来の役割は、雨よけや埃よけなど汚れからポケットを守ることなので、
室内ではフラップをポケット内部にしまうことがマナーとされています。
フラップをしまい忘れそうで不安だったり、そのせいで面接に集中できないのであれば、
外では上にコートを羽織っていると思うので、しまいっぱなしにしておくのもテだと思います。
<ジャケット>
7.自分のイメージとカラーを合わせる
リクルートスーツの基本色は、ダークグレー、ダークネイビー、ブラックの3種類です。
リクルートスーツ3点セットや8点セットなどを選んで買うことがほとんどだと思いますが、
社会人で黒のジャケットを着ている人はほとんどおらず、濃紺が主流です。
面接官は、どの色が良いではなく、学生の第一印象が良いか悪いかを感覚的に見ているので、自分のイメージに合った色を選ぶと良いそうです。
・ダークグレー…落ち着き、誠実
・ダークネイビー…知的、上品、真面目
金融業界など真面目さが要求される業界によく使われます
・ブラック…スタイリッシュ、シャープ、フォーマル
8割方の就活生に使われています。写真が引き締まって見えます。
8.ストライプ柄はNG
業界によるとは思いますが、面接官の中には、ストライプ柄のジャケットを着ている学生を見ると「生意気だ」と感じる人もいます。
特に濃いストライプや太いストライプは避けるようにしましょう。
個人的に白と紺の濃いストラップを着た方にお会いしたことがありますが、
マンガの金融道に出てきそうな印象で驚きました。
<ネクタイ>
9.ディンプルをつくる
ディンプルとは、ネクタイにくぼみをつけることで立体感を持たせて、
全体のメリハリを強調するテクニックの1つです。
ディンプルの作り方は「スーツの基本」を参考にしてください。
10.色は、自分をどのように見せたいかを考える
ネクタイの色には人心を揺さぶる大きな効果があります。
アメリカでは、オバマ大統領を知的で冷静なイメージとして民衆に定着させるため
青系のネクタイを積極採用するなど、
ネクタイの色によるイメージ戦略を早くも採用しているようです。
下記を参考に、面接で自分がどう思われたいかを意識して選びましょう。
青…知的、誠実、真面目
真面目さが要求される金融業界などで活躍します
黄・橙…明るい、フレッシュ、親しみやすい、社交的
個性を出す時に使います
緑…穏やか、優しい、協調性、安心感
グループディスカッションなど協調性や安心感を相手に見せる場合に使います
ピンク…優しい、温かみがある、個性的
目立つことができ、女性受けのいい色です
グレー…落ち着き、真面目
個性を抑えてしまい、学生らしい若々しさを出すことが出来ないので
就活ではあまり使われません。
柄は、過度に派手なものでなければ何でも大丈夫だそうです。
面接官からは、学生のネクタイの柄まではよく見えませんし、ほとんど見てもいません。
11.ベルトにちょっとかかる長さ
ネクタイがベルトを超える長さになってしまうと、
スーツからはみ出る部分が長くとてもだらしなく映ります。
さらに色のアクセントであるベルトのバックルも隠してしまうので、
スーツ全体のバランスも崩れてしまいます。
いくら評価には直接影響しないとはいっても、服装は感覚的にその人の印象に直結することは間違いありません。
服装がパリっと着こなすと、どことなく自信が湧いてくると思います。
細かいところで足を引っ張られないよう、
「スーツの着こなし方」改めて確認して面接に臨んでください。
靴下はダーク系のモノを履いて臨みましょう!
面接時に座った際、ズボンの裾が短くなり、
靴下が覗いてしまうかもしれません。変な靴下を履いて悪目立ちしても困りますしね。
女性編 <人気ブランドスーツのランキング>
女性のためのブランドランキングサイト「レディースMe」に掲載された、人気スーツブランドランキングです。
女性スーツブランド人気ランキング
1位 アオキ ファッション雑誌「CanCam」とコラボしたり、10代後半~20代の若い女性に人気
2位 ザ・スーツカンパニー ファッション雑誌「JJ」や「Ray」とコラボしたリクルートスーツも展開
3位 スーツセレクト
4位 洋服の青山
5位 ザ・スーパースーツストア
6位 コムサイズム
7位 アンタイトル
女性には洗濯機で洗える「ウォッシャブルスーツ」などの機能スーツや、シルエットが綺麗に見えること、3wayで使えるなど経済的でお得感のあるモノが人気です。
アオキ就活マガジンでは先輩の失敗談を掲載し、身だしなみチェックをまとめています。
女性のスカートは座った時に短くないかなど、チェックして購入した方が良いですね。
今回は7位にランクインしたブランド「Untitled」を運営する株式会社worldの採用動画を
ご紹介します。 ※2015年10月12日現在、この動画は非公開となっております
画像をクリックして頂くと、動画をご覧いただけます。
インターネット販売が普及した今だからこそ、
店舗販売が持つ意味を明確にしなければいけないのだと感じました。
自分の人生を決めていく就職活動において、
大事な一着を店員さんに相談できるのは店舗ならではです。
接客のプロと一緒に選ぶことで、
自分に合ったリクルートスーツを見つけることができそうだと思いました。
1人1人を大切に接客する心意気が込められた採用動画だと思います。
メッセージをスライドショー的に流しているので、気づきにくいですが、
店員さんの様子が背景に映っていたり、雰囲気を感じることもできます。
丁寧な接客がしたい学生さんやファッション業界で働きたい学生さんに
伝わるメッセージだと思います。