長く働ける会社はあの会社だった!就職に役立つ離職率の見方とは?
就職するなら働きやすい会社に入社したいもの。
働きやすさには、福利厚生の充実や給与が高い、人間関係が良い、
就労時間や出産、育児、介護など社員の事情に合わせた働き方が選べるなど、
様々な要因があると思います。
1つの目安として、「離職率が低い会社」は長く働ける環境が整っている会社なので、
働きやすい会社の参考になるのではないでしょうか?
そこで、東洋経済オンラインに掲載された
「3年後の離職率」が低い会社のランキングをまとめました。
3年後の離職率が低い会社トップ10
1位 日産自動車 (2011年入社:122人 離職率0.0% 2010年入社離職率0.0%)
2位 日本電信電話 (2011年入社:92人 離職率0.0% 2010年入社離職率3.1%)
3位 JFEエンジニアリング (2011年入社:79人 離職率0.0% 2010年入社離職率2.4%)
4位 住友ゴム工業 (2011年入社:68人 離職率0.0% 2010年入社離職率0.0%)
5位 シスメックス (2011年入社:66人 離職率0.0% 2010年入社離職率1.5%)
6位 大日精化工業 (2011年入社:62人 離職率0.0% 2010年入社離職率0.0%)
7位 NOK (2011年入社:58人 離職率0.0% 2010年入社離職率0.0%)
8位 カシオ計算機 (2011年入社:52人 離職率0.0% 2010年入社離職率0.0%)
9位 アドビックス (2011年入社:49人 離職率0.0% 2010年入社離職率3.7%)
同位 東芝テック (2011年入社:49人 離職率0.0% 2010年入社離職率8.3%)
記事によると、「若者が離職する主な理由は『思っていたのと違った』『想像以上に激務だった』などのいわゆる『雇用のミスマッチ』」です。上位企業は雇用のミスマッチが小さいのでしょう。
上位にランクインした会社を見てみると、「社会、公共インフラとしての色合いが強く、事業の安定感が抜群な企業」が多く、「『平均勤続年数』や『有休消化』など働きやすさを計る目安となる他の指標も業界全体的に高い」傾向があります。
メーカーでは「自動車部品、化学など、BtoB(企業間取引)系の手堅い企業が多数ランクイン」しており、「知名度は決して高くなく地味だが、世界的な企業も多い」ようです。
食品会社は「学生人気企業ランキングの常連で、倍率が数百倍を超える企業」も多く、「たとえば明治の総合職事務系2015年内々定倍率はダントツの約2750倍」でした。「志望動機ややりたいことがはっきりしていないと内定はまず勝ち取れない」ので、「入社前後のギャップは少ない」と考えられます。
離職率は採用人数の少ない企業では参考にしづらく、回答をしない企業なども多々あるので、
一つの基準として参考になればと思います。
記事によると、「企業研究で大事なのは、業種ごとの特徴や傾向を見極め、様々な基準で会社を比較すること」です。「『就職四季報』には3年後離職率だけでなく、試験情報、採用実績など人事には直接聞けない最新情報を集約。あなたにとっての「良い会社」を見つけていただきたい。」と締めくくっています。
今回は5位にランクインした医療機器、シスメックスの採用動画をご紹介します。
グローバル企業として発展していくために必要な人材を集めるために
「世界面接」と題して、「いつでも、どこでも、だれでも」をテーマに、
日本の「新卒一括採用」で不利になる既卒者や海外の求職者も採用試験を受けれるように門戸を開いています。
スタイリッシュな音楽と海外での写真を使ったスライドショーです。
日本の学生向け採用動画ではなく、「世界」から社員を募集する意志が感じられます。
非常に短い時間にグローバルを凝縮しているので、これを見て怯んでしまう学生さんも
いるかもしれません。
世界で活躍したい学生さんや専門性の高い仕事をしたい学生さんには
自分の可能性を広げるチャンスをアピールしている動画だと思います。
興味を持たれたら会社説明Webセミナーもご覧ください。