就職活動の前半戦と後半戦では「就職人気ランキング」にどんな変化があるのでしょうか?
就活生の動向を知るうえで、ランキングの比較をしてみたいと思います。
東洋経済オンラインに掲載された「就職人気ランキング」についてまとめます。
ブンナビ 2015年卒 前半版 総合ランキング(2013年12月1日~2014年1月13日)
1位 三菱東京UFJ
2位 JTBグループ
3位 明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)
4位 全日本空輸(ANA)
5位 東日本旅客鉄道(JR東日本)
6位 みずほフィナンシャルグループ
7位 野村證券
8位 日本生命保険
9位 大和証券グループ
10位 丸紅
大手有名企業が名を連ねていますね。金融機関がベスト10に5社ランクインしており、
総合1位は3年連続で三菱東京UFJ銀行です。
「前半戦は企業側のPR時期で、学生が企業イメージを重視する傾向」が見られるそうです。
就職活動が本格化した後半戦は、どのような企業がランキング入りするのでしょうか?
2015年卒 後半版 総合ランキング(2014年1月14日~2014年5月31日)
3位 全日本空輸(ANA) ↑(前半 4位)
4位 明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ) ↓(前半 3位)
5位 東日本旅客鉄道(JR東日本) →(前半5位)
6位 日本航空(JAL) ↑(前半 16位)
7位 野村證券 →(前半 7位)
8位 みずほフィナンシャルグループ ↓(前半 6位)
9位 大和証券グループ →(前半 9位)
10位 日本生命保険 ↓(前半 8位)
トップ10入りした企業に大きな変化はありませんが、
気になるところでは16位から6位にまで上昇した日本航空(JAL)です。
「収益の改善と学生を積極的に採用していること」が指示された要因のようです。
掲載されたランキングは文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所の調査をもとにしています。
調査対象者は、同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録している学生です。
様々なアンケートやランキングなど、企業情報だけでなく多角的に就職情報を紹介するサイトです。
登録者の比率を見ると「男性129:文系85 理系44」<「女性230:文系 177 理系53」
女性が男性の約2倍近く登録しています。情報収集の段階から女性の積極性が伺えます。
平均プレエントリーした社の数は、「男性 79.7社」<「女性 82.7社」
「Q:企業に採用される上で大切なこととは?」と言う質問に対して、
男女ともに「人間力・やる気」が一番多かった一方、
「面接スキル」と答えた学生が「男性:18.0% > 女性:11.3%」
「運」に至っては「男性:19.0% > 女性:9.8%」
女子学生にとって、就職活動は現実的かつ厳しい模様ですね。
「男子のみなさん、女子に負けないでね。」と言いたくなりました。