ご紹介するのは、店舗流通ネットの採用動画です。
店舗流通ネット株式会社は、「飲食店の出店から退店までのワンストップサービス」を行い、
「業務委託型店舗ビジネス」を中心に、新たな形の外食ビジネスを展開している会社です。
個人が飲食店の開業や閉店をするためにかかる、多くの煩雑な契約や諸費用をスリム化し、
「業務委託型店舗ビジネス」で、閉店される方のお店を買い取り、店舗をリニューアルし、
店舗運営を開業希望者に委託する、飲食店経営の新しいスタイルです。
会社の理念や社員の方々の雰囲気を伝えるイメージ先行型の動画になっています。
YouTube上で動画を見ると、イメージは分かっても肝心の業務内容が分かりにくいのですが、
リクルートサイトで動画を見ると、
採用動画自体がリクルートサイトの看板的な位置づけになっているので、
ホームページ全体で意味を掴んでね!という趣旨のようです。
動画自体で何かを説明するというより、動画を使って雰囲気を伝える目的のようです。
熱意あふれる会社なのだな、という雰囲気と
あと、何となくカッコよく見える感じは、ばっちり伝わりました。
ホームページの社員のデータ分析のページに、男女比率や年齢層以外に
リュック持参率と言う「それいる?」的なデータ(笑)を載せていたり、
座談会の内容が社員刈上げ率が多7,8割と多い話や
営業の真面目な話を飽きさせないように見せていたりと、
遊び心がある面白そうな雰囲気の会社だな、と思いました。
何となく見たことのあるカッコイイ動画もいいですが、
そんな社風の伝わる動画でも良いのかなと思いました。
写真の構成や社内の様子は似たような絵を重ねたり、
コメントと合っていない写真や映像を使うと、
絵が足りなくて適当な繋ぎをした感が出てしまうので、
かなり絵の構成に気を使わないと難しいのだなと思います。
個人的に「会社への自信」「商品への自信」のテロップに合わせた絵が
社員の方の仕事風景というのが、ちょっと気になります。
書類をめくる動きとか、絵の繋ぎに使いやすそうですし……。
次のテロップの「仲間への自信」とどう違うんだろう?と不思議な感じです。
店舗件数も2000件を超えたスゴイ記録なので、
写真の数の問題もありますが、スライドさせて紹介するより、
店舗の写真を無数に登場させた方が、記録が印象的になるし、
ちょっとカメラが引くと、
たくさんの細かい店舗写真が日本列島の形になっている、
みたいな遊びがあっても面白いのかな?と思いました。