大阪大学というと、どんなイメージがありますか?
大阪大学は偏差値62~77の難関校で、手塚治虫、司馬遼太郎などの著名な卒業生を輩出している名門大学です。
(参考http://daigakujyuken.boy.jp/indexoosakafu.html)
さて、そんな大阪大学で働くというのはどいうことなのでしょう?
そして、どんな職員が働いているのでしょう?
ちょっと気になりませんか?
本日はそんな大学職員採用のHPのメイキングムービーを紹介させていただきます!
▼大阪大学職員採用サイト2017「阪大を変える風になる」メイキングムービー
■Good1【真面目そうな組織だからこそユーモアが活きてくる】
大学職員募集で採用動画があるのも珍しいのですが、
採用サイトのメイキングムービーというのもこれまた珍しいですね。
広告会社やIT企業なんかがたまに制作しておりますが、
遊び心のある職場の雰囲気を感じられて、観る人の好感度が上がります。
しかも大学職員という、ちょっと真面目で窮屈そうな職場だからこそ
メイキングという表現がなおさら活きています。
なんだか雑誌の撮影みたいで、職員さんたちも楽しそう。
■Good2【人事課長のネクタイも、ふわっ】
ところで、リオオリンピックの閉会式の
東京オリンピックの予告動画(パフォーマンス)は観ましたか?
洗練されたダンスやビジュアルに加えて、
コミカルな表現も含んでいるパフォーマンスでしたが、
一国の総理大臣が登場したことで、国の本気度が伝わりましたよね。
同じことが採用活動にも言えます。
この動画では、人事課長が登場し、やはり他の職員と同じようにネクタイがふわり。
遊び心のある動画ですが、課長も採用活動に力を入れているという風に見えます。
総長が登場できれば、もっと良いんですけどね!
■Good3【コンセプト、ターゲットが明確に設定されている】
大学職員はけっこう人気の職業です。
人気の理由は、学問に携われること、社会にはばたく学生のためになること、
そして何より、ラクそうだから!
「営業職はムリだから、事務職かな。大学職員とかちょっと良いかも~」
なんておしゃべりしている大学生の姿が容易に想像できます。
ところが、今や教育界はちょっとした不景気状態。
少子高齢化に伴い、学生数の減少から経営不振で
消えていく大学も今後は増えていくことでしょう。
名門校であれば、簡単に消えることはないとしても
より高度な研究、充実した設備、企業との連携が求められてきます。
つまり、大学側としては、ラクしたいお利口さんばかり採用するわけにはいきません。
具体的なビジョンをもって、大学を良い方向に変えていける人材に会いたい、
という気持ちが伝わる企画です。
■+ワンポイント!【事業紹介や社員紹介ムービーもぜひ制作を!】
全体的にセンスの良さが感じられ、動画を観た多くの方が
仕事や大学に興味をもてるのではないでしょうか。
次に必要なのは、具体的な仕事内容や、働く社員の思いをきちんと伝えてあげること。
メイキングムービーでは雰囲気しか伝わってこないので、
採用の情報となり得る動画もあると良いですね。
ドキュメンタリー風の動画や、インタビュー形式の動画も効果的だと思います。
もしかしたら説明会では他の動画も公開しているのかも?
興味深いところです!
◎まとめ
なんとなく堅苦しいイメージを吹き飛ばす、楽しい採用動画でした!
一般企業とはちょっと毛色が違いますが、
今回もすぐにマネできるポイントをまとめてみました!
☑堅い職業ほど、ユーモアな表現で好感度アップ
☑役職の高い方に積極的に協力してもらう
☑なんとなくではなく、採用の課題を意識して制作する
風がしっかり吹いている採用HPもぜひご覧ください。
遊び心がありつつ、コンセプトのある採用活動をしていきたいですね!