いよいよ夏ですね。採用担当の皆様が「来季のツールどうしようかな〜」ということを考える季節がやってきました。
「よし!今年は採用動画つくるぞ!」と意気込んでリサーチ中の皆さま。
とにかく作れば何でもいいんでしょ、なんて考えてはいませんか?
採用動画だけでなく、入社案内やリーフレットなど、あらゆる採用ツールにおいて、
「何もないよりあったほうがマシ」という考えは間違いです。
せっかくお金をかけて制作しても、会社が悪く見えてしまっては意味がありません。
まだノウハウが確立されていない採用動画において、特に残念なものが多いのも事実。
そこで、今回はよくある「魅力が何も伝わらない」悪例と、その対策をまとめてみました。
(学生の皆さんも、企業を見極めるのに有効ですよー!)
■よくある悪いパターン
①若手社員が出てこない
目立ちたがりの上司のご機嫌もとれるし最高!と思っているあなたは要注意。
役員クラスのオジサンばかりが偉そうに出てきても、「トップダウンの会社か…」と思われるだけ。学生には魅力に見えません。
学生が知りたいのは、自分が将来活躍できるか否かです。そのためには、年齢が近く、イキイキと働く先輩社員を紹介するのが効果的。
今いちばん活躍している若手リーダーに複数名登場してもらいましょう。
②同じ社員があらゆるシーンに出まくっている
これもときどきあるんです。
「ほかに社員さんいないの?」「一人がたくさんの業務をこなさなくてはいけないの?」など、
学生の不安を招きます。
①にも言えることですが、あらかじめ学生にとって良いモデルとなる社員をピックアップし、撮影の日取りを決める前にスケジュールを抑えることが重要です。
③背景が青空
全体的なトーンが青空で統一されていたり、社員さんの背景が青空って、よく見かけますよね。
一見さわやかで悪くない感じもしますが、これってつまり、「自社の特徴が何もないから、いい感じにごまかしている」可能性がかなり高いです。(少なくともそう見えます!)
「新卒採用だからフレッシュな雰囲気で…」はそろそろ卒業。
自社の本当の魅力は何か?それを伝えるために必要な場面は何なのか?外側から自社を見つめる意識が大切です。
④すべて同じ部屋で撮影
仕事風景は、社員となっていちばん多くの時間を過ごす場所なので学生も気になるもの。
採用動画は、臨場感ある現場の雰囲気を伝える上でも最適なツールといえます。
ところが、もし同じ部屋でしか撮影が行えなった場合、「小さい会社なんだな…」「余裕のない会社なのかな…」と学生の好感度を下げることに。
オフィス内は汚いから撮影NGなどはもってのほかです。日頃から環境美化に努めましょう。
会議室や休憩スペースなどをたくさん紹介することで、広く快適なオフィスをアピールできます。
いろんな部屋を見せながら業務内容と一緒に紹介してあげるのがベストです。
⑤やたらと世界をねらってる
いろんな企業の採用メッセージを見渡してみると、「世界へ」「未来へ」と大きく打ち出している企業があまりにも多すぎます。
そしてそんな風に打ち出している企業ほど、業界のリーディングカンパニーというわけではなかったり…。
自社を大きく見せたいあまりに、「世界」という言葉を使ってはいないでしょうか?
高い志は大いに結構!でも、もっと身近な会社の良さや目標にフォーカスしてみてはいかがですか?
根拠のない世界規模の話は、ありきたりな企業のイメージに染まって、学生の目にはとまりません。
今回は5つの悪い例を挙げましたが、自社の採用動画を振り返ってみていかがでしょうか?
採用広告はカンタンにうまくいくほど甘い世界ではありません。
綿密な採用計画と、企業の見せ方を考え抜いた先に、その企業に合った広告表現があります。
とはいえ、なかなか自社の良さは見えないもの。
「うちの会社って良いところないかも…」と頭を抱えてしまう前に、プロの意見を聞くのも良い方法です。
映像制作会社のメディアフォーユーでは無料相談おこなってるようです。
まずは、ご利用してみてはいかがでしょうか?