採用動画に革命が起きた!ドローンを使って新たな手法で魅せるリクルートホールディングスの採用動画

昨今、何かと話題のドローンですが、
今回は採用動画で使用された事例をご紹介したいと思います。

 

リクルートホールディングス2016年度新卒採用 / RECRUIT革命

実は、この動画は公開から1年近く経っているのですが、
当時かなり話題になっていたので、あえてご紹介しませんでした。よっ!天邪鬼!(アホ)

 

つい最近、弊社でもDJI phantom4を投入しましたし、
ここら辺できちんとご紹介したいと思います。

 

 

ここが良い!01
採用コンセプトと採用動画のメッセージが一貫している
この一言に尽きると思います。
採用コンセプトは、動画のタイトルにもある通り、『リクルート革命』。
ドローンという新たな機材、新た手法、新たな見せ方で、リクルートが行う革新的なサービスを表現しています。
視点を変えるだけで何て新しい世界が見えてくるんでしょう!
まさに、そういったメッセージを込められて作られた作品だと思います。

しかし、この動画よく見ればわかるのですが、ただのドローンを飛ばしている映像ではないんですよね…フフフ。

 

ここが良い!02
企画・撮影・編集 全てにおける確かな技術力
先に申し上げた通り、この動画はただ、ドローンを飛ばしてはしゃいでいるだけの映像ではありません。
カットを見ていればわかりますが、きちんとコンテ切ってかなり綿密に作られています。
カットに切り替わりや、緩急のつけ方、どのタイミングでタイムラプスを挟むかなど、
見れば見るほど、この動画制作の苦労が見えてきます。。

 

何度か見ていて思ったのですが、実際にドローンを飛ばしているシーンは、実は少ないかもしれません。
スタートから、1:20あたりまではアングルや機動性の感じから見て、ジンバルで撮っている気がします。

 

そして、2:32あたりからのシーンですが、ここからは更にギミックを効かせた演出になっています。

 

うーん、面白いですね。
採用映像、企業映像で、ここまでやることは稀だと思います。

リクルートのプライドを感じますね。
毎年、他社と一線を画した採用動画をアップしてますからね。
過去の事例はこちら

 

ちなみに、メイキングもYoutubeにアップされております。

 

ちなみにこのドローンは、株式会社0が制作したオリジナルのもののようです。
室内撮影に特化しているとのこと。搭載カメラはGoPro HERO4。
phantomより圧倒的に軽そうで良いですが、風に弱いみたいです。
室内用ということで、その辺は割り切って開発・制作しているのでしょう。

 

 

そして、やはり撮影だけでなく
何回も、「ここどー編集してんだ!?」と思いリピートかましましたよ。ええ。。
どこがこんなスゴイ採用動画作りやがったんだと思って調べました。

 

そしたら出てきました。
制作したのは謎のクリエイティブ集団maxilla
メンバーの顔も名前も公表してないとのこと。(メイキングにはスタッフっぽい人がチラチラ映っていたけども)

なんだそれ。半端じゃねえ。かっけえ。
他の実績を見てみると、知ってる作品がたくさんありました。
その中でも、maxillaを有名にしたのはONE OK ROCKのミュージックビデオでしょうか。

 

 

再生回数なんと62,476,912回(2016/5/19現在)
人気バンドで、映画主題歌だったこともあるでしょうが、とんでもないです。
日本人離れした演出力です。
どのようにして、この演出力や技術力を身につけていったのかを
3年前ですが、インタビューで語っています。

360度のクリエイティブ。ONE OK ROCK「The Beginning」などを手掛ける、謎のベールに包まれたmaxillaをご紹介!!

 

インタビューの中で、
「撮影、ディレクション、制作も編集も自分たちで完結する第一世代だと思うんです。」
と語っており、ああやっぱりそうだよなと。
私も専門学校に通っている時に、
「今のご時世、映像だけじゃなく、デザイン、web、3Dなど、幾つかスキルがないと武器にならない」と言われました。
まさに、そういったことが出来る人たちが増え始め、
前時代的な人間は淘汰されていくのだな、と。

 

採用動画を制作し続けていくとしても、
常に新しい風を取り込んで制作していかないといけませんね!

 

ちなみに、この記事で取り上げたような動画をメディアフォーユーで制作させて頂くとするならば、200万円くらいでしょうか。

気になった方は、メールでも電話でもお問い合わせくださいませ!

リクルートホールディングス 採用サイト

http://r.recruit-jinji.jp/