就活生に選ばれる「採用ホームページ」とは!?
就職活動中の学生が、志望する企業の仕事内容やキャリアステップ、各種制度など細かい情報を収集するために、
まずチェックするのが採用ホームページ。
優秀な学生が選ぶ採用ホームページとはどんな工夫がされているのか、
東洋経済オンラインの『就活生が選んだ「採用ホームページ」ベスト30』からトップ10を紹介します。
2017年度採用ホームページベスト10
1位(昨年↑ 2位) 電通
2位(↑ 3位) サントリーグループ(サントリーホールディングス、サントリー食品インターナショナル)
3位(↓ 1位) 全日本空輸(ANA)
4位(↑ 23位) 日本航空(JAL)
5位(↑ 5位) 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
5位(↑ 17位) NTTデータ
7位(↑ 8位) JTBグループ
8位(↑ 9位) 花王
9位(↓ 4位) 東京海上日動火災保険
9位(↑ 52位) 味の素
トップ10に挙がっているのは有名企業ばかりですが、共通するのは採用ホームページの見やすさ、分かりやすさ、親切さです。
就職活動を通して自社に興味を持ってくれた学生さんたちを企業のファンにするべく、採用ホームページを活用しているのが分かります。
<見やすさ>
企業理念やキャリア、福利厚生についてなどトップページを見れば、すぐ知りたい情報にたどりつけます。先輩の紹介、業務内容など、字数制限などがないので、章立てて掲載するなど工夫されています。
読ませるコンテンツが多いので、動画や電通の事業例紹介など、動きのあるものが掲載されているだけで、目を惹くため企業の個性が出やすいと思いました。
<分かりやすさ>
会社説明会の一覧が掲載されているページには、すぐ予約できるボタンがついて当たり前。
ホームページの中には「OB・OGと気軽に連絡を取り合えるツールが用意されて」いたり、興味のある職種、先輩のインタビューを一括検索できたり、キャリアステップを確認できるように並べ替え機能がついていたり、就活生が簡単に必要な情報を収集できるようになっています。
<親切さ>
また、自社企業について分かりやすいだけでなく、業界全体についての考察を掲載していたり、ワークライフバランスの考え方まで提案している企業があるなど、就活生が不安に思うことをフォローしていて非常に親切です。
分かりやすい採用ホームページがあると、就活生の企業研究が深まるため、集まる学生の質が上がったり、さらに採用過程を通して「企業イメージ」が拡散していくので、採用ホームページを工夫し、更新し続ける必要があるのだと思います。
今回ご紹介するのは2位にランクインしたサントリーグループ(サントリーホールディングス)のハイボール復活プロジェクトに携わった女性社員のインタビューです。
『「市場を開く」営業・マーケティング』の事業例として紹介されている3つのインタビューの1つです。
開発の苦労や成功体験がテンポ良く簡潔にまとめられていて、非常に見やすいインタビューです。
就活生が知りたい「入社後にやりがいのある仕事ができるのか」という疑問に対して、率直に解答を提示していて、
好感が持てました。
企業だけでなく、商品のファンにもなりますね。
HP:http://www.suntory.co.jp/?ke=hd