昨年、製作部門を解散したスタジオジブリ。
解散に涙した筆者ですが、
なんと26年前、宮崎駿が描いたスタジオジブリアニメーター募集の漫画を発見しました!
宮崎駿監督得意の豚のイラストで描かれた、マンガの求人情報。
マンガで採用活動とは、アニメーションスタジオならではですね。
しかも、当時のアニメ業界の実情も交えながら、わかりやすく選考内容や、求める人材を説明しています。
1989年末に出している求人情報なので、
『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『火垂るの墓』『魔女の宅急便』はすでに公開され、ヒットしているはず。
それなのに求人情報を出すということは、それだけ人手不足だったのだろうか。。と、思いましたが、
どうやらこの時期からジブリは「人材育成」に力を入れ出したらしく、
所謂、新卒を雇い、一から育て上げるというフェーズに入っていったようです。
また、当時アニメーターは出来高制で、(現在もそういう会社は沢山あります)
描いても描いても月数万円という状態。
それに嘆いていた宮崎監督たちは、アニメーター業界には極めて珍しかった給料制を導入しました。
さすがは、アニメ業界を名実ともに引っぱってきたジブリ。
日本の誇りです。
それにマンガでの採用活動良いですね!
非常にわかりやすいです。色んな企業さんに取り入れてみてほしいですね〜