今回ご紹介するのは、東芝の採用動画です。
最近何かと話題の東芝ですが、
日本を代表する電機メーカーで働く社員の本音が聞ける動画コンテンツになっています。
営業職の文系社員と開発職の理系社員の対談形式の動画です。
ここが良い!01
会話の中で自然と本音がこぼれ出す
インタビュー形式の動画だと、どうしても一問一答のようになってしまい、話が膨らまないケースがあります。
明確な伝えたいメッセージ(会社のビジョン、意志など)がある場合は、インタビューで言い切った方が良い場合もありますが、
「どんな会社なのか知りたい」「どういう人が働いているのか知りたい」というような
社員だからこそわかる、会社の実態などを伝える場合、
対談形式で会話をした方が、自然と話も盛り上がり、本音がこぼれやすくなります。
例えば、動画の中でも、
「入社前は東芝は堅いイメージでしたよね〜」
「実際入ると違うんですけどね。」「そうですね〜」
というように、自然な流れでお話されています。
ここが良い!02
入社前の印象と、入社後の印象を比較している
この手法は採用動画としてはオーソドックスな手法ですが、
入社を考えている人たちにとっては、非常に気になるところです。
イメージと実情のギャップというものは、どの会社にも少なくとも必ずある部分なので
入社前に押さえておきたいと思う人は多いです。
ここが良い!03
キャスティングが良い!
文系の女性社員、理系の男性社員さんをキャスティングしていますが、お二人の少し不器用な感じが良いです。
おそらく、もっとおしゃべりが上手な、バリバリの営業マンの方もいるかと思いますが、
それだと、ちょっとしたやらせ感が出てしまう可能性があります。
今回のお二人は、ぎこちなさこそ少しありますが、こちらの方がある意味ナチュラルで、
嘘っぽさがなくて良いですね。
そこに親近感を覚える方は多いんじゃないかと思います。
ここからは、少しもったいないと思ってしまった部分です。
もったいない!01
もっと対談感が出せるはず!
良いポイントであげているように、対談の良い点は「会話」で自然な盛り上がりが演出できるところにあると思います。
もちろん、この動画にもそのニュアンスは含まれているのですが、もっとあった方がより対談動画としての付加価値が出てくると思います。
例えば、どちらか一方に質問を投げかけたり、会話を掘り下げたり、
「会話のキャッチボール」があった方が、盛り上がりますよね。
そうした方が、よりぶっちゃけ感が出て、
視聴者としては普段知ることの出来ない、会社の実情を垣間見れるのでお得感を感じることが出来ます。
もしかしたら、編集の段階であえて会話シーンを切って、要点だけをまとめているのかもしれませんが。。
Webで公開しているものなので、短い時間で端的に紹介したかったのかもしれません。
もったいない!02
東芝の動画だからこそもっと高画質で見たい!
こちらの採用動画は、自社サイト内にプレイヤーを埋め込み、東芝っぽいモニターの枠を付けて見せています。
ここまでは良いのですが、やはりレグザの東芝の採用動画であるからこそ、もっと高画質で見たい!!
画質なんて見るときに違和感がない程度であれば、そこまでこだわらないという方もいらっしゃると思いますが、
日本を代表する電機メーカーの動画が、YouTubeより画質が悪いとなると、
ちょっと拍子抜けしてしまう…なんて方も少なからずいるのではないでしょうか。
視聴者の再生環境を考えて、統一したフォーマットでアップされているのだと思いますが、
画質や画面サイズは選べた方が良いのではないでしょうか。
まとめ
採用動画の中で、対談形式の動画はたまに見かけますが、きちんと見れるものは実はあまりありませんでした。
今回ご紹介している対談動画は、映像の見栄えも、クオリティーも他の企業と比べ、
かなり見やすいコンテンツになっていると思います。
最近はインタビューの採用動画が多いので、
こういう動画があった方が、やはりぐっと親近感が湧いて良いですね!
インタビューと対談形式を、用途により使い分けた採用動画がもっと出てくると良いですね。
ちなみに、この記事で取り上げたような動画をメディアフォーユーで制作させて頂くとするならば、100万円くらいでしょうか。
気になった方は、メールでも電話でもお問い合わせくださいませ!