2020年は創業15年目に入る年だった。
しかし結果として、初心に帰る1年となった。
というのも多くの問い合わせを大手有名企業や官公庁から頂いたのに、成約に至らないケースが目立ったからだ。
映像制作の方法論と映像制作業界が大きく変わる中、自分のやり方が求められる場合と求められない場合があり、その違いを判別できていない。
ここ数年、お得意様からのリピートで業務のほとんどが埋まっている状態であり、それはとても有難いことであるが、一方でそんな状況は変化に対応できていないことの証左である。
変えるところと変えないところを明確にする。
それが急務である。
また、新卒で入社し7年頑張ってくれたスタッフの卒業を契機に一人体制での再スタートを切った。
これまで2人〜4人ぐらいで仕事を回してきたが、良し悪しはいろいろあれど、当面はこの体制で行く。
幸い昔の卒業生が業務委託で手伝ってくれているので、今後は「雇わない経営」を模索する。
昨年の仕事を振り返って見ると、、、
1月 YouTube用の動画制作を受注し、その視聴回数が急増する
2月 自社サイトに顧客の声を追加する
所属していた業界団体の会合で3年前に名刺交換した方から依頼が来る
3月 撮影のみの案件受注が増え始める
知人のYouTubeのプロデュースを始める
4月 オンライン会社説明会の案件が増える
在宅勤務が本格化する
5月 オンラインで「売れっ子ナレーター養成講座」を始める
6月 第1回目のお遍路(3泊4日)に行く
7月 企業イベントのライブ配信案件が増える
8月 自治体のYouTube案件が増える
9月 大手企業から採用動画の問い合わせが増える
10月 自社制作の案件に取り掛かる
11月 既存顧客からの依頼が集中する
12月 撮影が集中する
2021年は15周年を迎える。
これまでのやり方を全てリセットして新しい方法論を見つけ出し、
あと12年、現場にいられるようにしたい。