先週から「浦沢直樹の漫勉」シーズン4が始まった。
「作品と商品」「個人と組織」「計算と偶然」など、相反する概念に対する、各作家の回答を解説してくれるこの番組が大好きだ。
あまり漫画を読む方ではないので、読んだことのない作家も登場する。
が、番組で展開される解説には大いに共感することばかり。
それも非常に深く。
46歳にもなって、なお「あ、そうでいいんだ」と思う。
元気になる。
シーズン4 第1回目は清水玲子。
もっとも印象的な言葉は「もっと漫画がうまくなりたいっていうだけなんだよね」という浦沢直樹のつぶやき。
あれだけの作品を作り、あれだけのヒットを飛ばし、こんな番組まで作ってしまう人の発言である。
本物だなと思う。
自分もそうありたい。
もっともっと、死ぬ寸前まで「映像を作ること」がうまくなりたい。