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怒るという行為の有効性

先日、とても期待していた従業員が辞めた。
こんなことをブログに書くことは、いい年した大人のすることでないことは分かっている。
しかし、書かずにはいられない。
明日午前6時集合で12時間ぐらいかかるかもしれないロケの準備で、皆がてんてこ舞いしているけれども、書かずにはいられない。

「神様は贈り物を送り続ける。自分が気付くまでなんどでも同じ問題で従業員が辞めていくだろう。それは神様からの贈り物だ。」というような話をお客さんから聞かせてもらったことがある。

辞めていった従業員は、自分と関わったことで、傷ついたり、損害を被ったり、その後の人生でいろんなネガティブなことが起きたりしている危険性がある。

申し訳ない。

辞める原因の一つに、私の態度がある。

私は相手への期待値が大きければ大きいほど、怒る。

言われた通りにやろうともせず、きちんと考えてもいないと感じた時、
真剣に向き合っていないと感じた時、
事実を曲げて言い逃れをした時、怒る。

その時、感情に支配されていることは確かに多い。だが、自分としては同時に「自分が考える仕事上の大切なことを分かって欲しい」という想いがある。

しかし、怒るという行為が、そんな私の想いを食いつぶしてしまう。

そもそも、自分が相手を怒れるような人間でないからだろう。

「お前に言われたくない」と思われていて、20歳近く離れた若者にどんな言葉を届けることができるのだろうか?

私はもう怒らない。

これからはきちんと考えられていない仕事があっても、従業員が目の前の仕事に真剣に向き合っていなくとも、怒らない。

待つ。ただひたすら待つ。

それで会社が潰れたら、その時はいい加減な仕事や適当な社員もろとも沈んでやる。

その覚悟がなければ従業員など雇うべきではないのだ。

言い訳野郎に未来などない。

深夜の思いつきで終わらせないよう、自戒の念を込めてここに記す。

代表取締役
里田 剛

仕事の魅力を映像化することで、中小企業を元気にする企業映像コンサルタント。1993年関西大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社。テレビ東京「開運なんでも鑑定団」などでディレクターを勤めた後、TBS「サンデー・ジャポン」でサンジャポフリージャーナリストとして活躍。2006年、メディアフォーユー株式会社を設立し、企業映像の制作を開始。2010年、ITVA-日本コンテストで金賞を受賞。2013年、映文連アワードで準グランプリを受賞。2011年、ドキュメンタリー映画「マジでガチなボランティア」が、ハリウッドの映画祭、LA EIGA FESTで長編映画部門グランプリを受賞。

テレビ、映画で培った制作で、中小企業の魅力を映像化している。

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