2014年2月1日に渋谷区南平台のグラスシティ渋谷というビルのレンタルオフィスに移転した。
実は2013年10月、わずか3ヶ月前に渋谷区円山町のマンションを出て、港区赤坂のプラース・カナダというカナダ大使館の入っているビルのレンタルオフィスに移転したばかりだ。
プラース・カナダに不満はなかった。
でも、どこかで何かにひっかかっていたのだろう。
2014年1月25日にグラスシティ渋谷に新しくレンタルオフィスが開設されることを知り、同28日に見行ってそのまま契約し、3日後の2月1日には移転を終えた。
う〜ん…
契約してしまってから、よくよく考えてみた。
「なぜ移転したいのか?」
「なぜそんなに急ぐのか?」
「どんなメリットがあるというのか?」
大してキャッシュに余裕があるわけでなく、ものすごく条件が良い訳でもなく、何か止むにやまれぬ事情があるわけでもない。
「なぜ?」を自分に繰り返し問うても大した答えは見つからなかった。
「好きな町で仕事がしたいから」「窓からの景色が良いところで仕事がしたいから」という2点しかなかった。
そこで、自分はやっぱり馬鹿で、会社の経営のまね事なんかやめるべきだなと思った。
でも、移転を考えると不思議と気持ちが高揚した。
なぜか、すごく楽しくなるのだ。
なので、損得考えないでいいやと思った。
そして、40過ぎてそんな風に思えるのも、まあ悪くないかもしれないと思った。
引っ越しして、3日経った。
オフィスにいた時間は合計で5時間ぐらいだろうか。とても満足している。
これからも益々いい仕事をすることになるだろう。
そして会社は順調に成長して、このレンタルオフィスで一番のお気に入りの部屋に入ることになるだろう。
自分の直感を信じれる人間でありつづけたい、そう思わせてくれた移転となった。
ちなみに、以下は、創業の地 世田谷ものづくり学校。廃校になった中学校の教室の一角を間借りしてのスタートだった。