久しぶりに、テレビとネットの近未来カンファレンスに参加した。今回で16回目になるという。
第1回目から5回目ぐらいまでは参加させていただいていたのだが、その後、ずっと見逃してしまっていた。
さて、このカンファレンスは、ネットのリテラシーの高い人達が、いかにネットのパワーを活用して、テレビを従来とは違う切り口で世の中の役立てられないか?について、いろいろ情報交換をされる場である。テレビ番組の制作に携わっていない人たちによる議論なので、番組作りにおける悲喜こもごもは、今後のテレビの有り様を考える際に考慮されることはあまりない。
しかしながら、それゆえ、現場から出るはずもないすばらしい発想や、徹夜続きで知るすべさえない世界の潮流を教えてもらえて、非常に有益な会合なのである。しかも無料。
このカンファレンスをずっと続けてくださっている、井上さん、橋本さん、スタッフの皆さんに心から感謝である。
カンファレンスの内容に関しては他のブログにお願いするとして、
まずはここで紹介されていたWebサービスの備忘録。
などなど…
さて、前置きが長くなったが、今回のカンファレンスの印象だが、番組をいかに検索と連動させて見るか?についてはさすがに、そのためのハードやシステムはかなり整っていて、そこまでしてテレビを観るのか?というTV視聴という行動の根本について何度も振り返ってしまった。
自分が視聴率などを意識する時の「一般」とは違う概念で発想されていると共に、現状のものさしでWebサービスは測れないということなのだろう。
マーケティングツールとしてはかなり有効だと思われるので、販促費がかけられるような状態になれば何かやってみたいなとも思う。
と同時に、このような仕組を番組制作の現場でも活用し、成果を上げることはできないのであろうかとも考える。
最近テレビ番組制作のお話をちょくちょく頂くので、これらはおいおい考えていくことにしよう。
ではまた!