今、マレーシアのボルネオ島にいる。
ある企業の広報映像の制作のためだ。
マレーシアには今から20年ぐらいまえに来たことがある。
今回の訪問で感じるのは、世界は以前よりはるかに均一化していることだ。
昨日はクアラルンプールに宿泊した。
20年前にこの地を訪ねた時も、街中を日本車が走っていた。
でもそれは、日本で見るものより極端にボロかったり古い型だったりして、なにかしらそこには違いのようなものがあるようにも感じた。
しかし、今では、プリウスもインサイトも東京とおなじように走っている。
街中はアルマーニやナイキの広告で溢れ、JUSCOやイオンで若者が深夜まで買い物を楽しんでいる。
空港では多くの人がiPadを操作して、Facebookを利用していた。
そんなFacebookで検索すれば、自分と興味が同じマレーシア人をすぐに見つけることができ、場合によっては短い滞在時間を利用して情報交換することもできそうだ。
世界中で「共通」なことが増えている。
理屈では分かっていても、東京では実感できないことだと思う。
そんな流れは、これからも加速し続けるだろう。
そんな時代に、日本に留まっている理由は何もない。
どこであれ、仕事を生み出すチャンスがあればさっさと出かけて行くべきだと思う。
クアラルンプールであれば、東京と何ら変わらず暮らしていけると思うし、むしろ英語に接する機会の多さや多民族からなる多様性を感じられて子育てにはこちらのほうが良いのではないかとさえ思う。
先日、英語のHPを公開したところ、さっそくアメリカの企業から依頼があり、受注となった。
今後もこの動きを加速させて行こうと思う。