雨が降る風の強い日に、ひとりごとを言居続けてしまうことがある。
そんなひとりごと。
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自分が「映画」と呼ばれるようなものを作れるとは、全く思っていなかった。
今も思っていない。
大好きなドキュメンタリー映画の監督からは、「それは自分の作品に責任を持とうとしていない逃げだ」と言われたが、やっぱり今でもそう思ってしまうのが正直な気持ちだ。
映画って何だ?そんなにえらいのか?だれも作品名すら知らないぞ。
映画って夢のような響きがあるような気がする。
故に映画を巡る現実は厳しい。とても厳しい。
「映画は作りたい時は作れず、作らざるを得なくなった時に作られる」とおっしゃる監督さんもいらっしゃった。
たしかにそのとおりだと思う。
自分の場合は、偶然が偶然を呼び、それが重なり、なんとか実現された。
でも、その偶然を捕まえたのは、内的にも外的にも抜き差しならぬ状況があったからだ。
偶然は必然で、必然は偶然だと思う。
「チャンスの女神は前髪しかない」とか言うらしいが、それは本当だ。
自分のような人間にとって、人生は「知らないからこそできた」という冷や汗もののことばかりだ。
セレンディピティという言葉は自分のためにあると思い込んでいる。
しかし、一方で40を過ぎ、現場に立っても違和感を与えずにいられる時間もそう残されていないと考えている。
いくつなっても、足掻いてばかり。
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というわけで、昨年から言い出している、ドキュメンタリー映画をこれから毎年1作、10年間継続して作り続けるということを、これからもっと繰り返して大声で叫ぶことにする。
では、改めて!
みなさんの身近に
「ドキュメンタリー映画の主人公にぴったり!」
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よろしくお願いします。
そういえば、「すべての出会いに感謝しな」とかいうセリフがあったような…
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