2006年より取材を進めてきました学生医療支援NGO「GRAPHIS」のドキュメンタリー映画の上映が決定しました。
タイトル:マジでガチなボランティア
日時:2009年10月17日(土)
開場:1部 12時10分~
2部 15時10分~
場所:渋谷シアターTSUTAYA
チケット:1500円
問合せ:movie@mediaforyou.tv
今時の若者にとっての「生き甲斐」とは?「途上国支援」とは?などに迫ろうと考えています。
この映画は、2006年に自主制作で始まった企画です。
アイ・パッションという採用支援業務を行っている会社の浅井社長から「ものすごく熱い学生がいるから会ってみないか?」と声をかけて頂いたのがきっかけです。
彼らのブログを読んで衝撃を受け、それから、少しずつ取材を行いました。
2007年には、彼らがカンボジアでの活動を密着取材しました。
しかし、その後、作品の公開方法を考えたり、編集方針に悩んでいたりして、しばらくの間休眠状態に陥ってしまいました。
ところが、代表の石松君が出版甲子園という学生が本を出すためのイベント優勝し、来月10月15日に講談社から本を出す事になりました。タイトルは「マジでガチなボランティア」
この本がすんごく面白いのです。
そこで、これが最後のタイミングかもしれないと考え、これまでに取材させていただいた映像をまとめて映画にすることにしました。
私は映像制作を志した10代のころからドキュメンタリーを指向し、それなりに制作現場で経験を積んで来たつもりですが、初めての劇場公開となる自主制作ドキュメンタリーです。
わざわざスケジュールを合わせて劇場に足を運んで頂き、1500円も頂戴して映画館の大きなスクリーンで見て頂けることは制作者冥利につきると共に大きなプレッシャーでもあります。
と同時に、もし私がテレビディレクターを続けていたならば、このような機会を持つ事は難しかったようにも思えます。運命のイタズラに心から感謝です。
今回の作品を皮切りに、今後も採用映像の制作と並行して、年に1本ドキュメンタリー映画を作って行きたいと考えています。
まずはその第一歩である本作をしっかり仕上げたいと思います。