第4回 テレビとネットの近未来カンファレンスに行ってきました。
内容については、こちらをどうぞ。以下、ちょっと会の本筋から離れた感想です。
以前も書きましたが、僕はコンテンツを創る側の人間でしたので、やっぱり今回もこの事が気になります。テレビ番組を分解するという方向で本当にいいのかと。
テレビ番組は現状、ネットで利用するには無駄が多く、情報も不足しています。そこでテレビ番組を分解して情報を加え、検索で抽出しやすくすることが未来を作る、とメタキャストの方々は考えられています。検索で出て来た映像というものは、見たい部分しか必要ありません。それは番組でなく、単なる映像です。番組というものは、枠という時間に視聴者を止めておくために作られています。つまり、この行為自体が番組というものを根本的に否定しているのです。ですので、そういうアプローチがそもそも正しいのかと思ってしまう訳です。
ビジネスモデルを変えて、見やすいようにしろ!という事は、そう思った人がそういう仕組みを作るべきであって、メタキャストはそれを行なうのがミッションですが、番組を作っているのはテレビ局で、テレビ局がカードを握っている訳です。いくらテレビ局が既得権益にあぐらをかいているとは言え「検索できないのはおかしい」と、広告を出す力のない人間が言ってもなかなか届かないんじゃないでしょうか。
だったら、いっそ、自分たちで、検索しやすい番組を流すテレビ局を作った方がいいんじゃない?と思うのです。もちろん電波使用は許されないので、通信で!
うまくすれば、神田さんがアメリカのニュースサイトの現状として紹介された「全国紙の新聞サイトよりアクセスがあるブログ」みたいに「テレビより視聴率?がとれるネット放送局」というのがいいなあと。そんな、テレビ番組とネットの未来を夢見ます。
プラットイーズの方がおっしゃっていた、「見たいテレビを見るというが、その見たいという気持ちがどこから来るのか、それはそういう仕組みをテレビ局が持っているからだ」ということをもう一度考えたいと思いました。
なるほど、鋭い見解ですね。
番組というものは、枠という時間に視聴者を止めておくために作られています。
というご意見感銘を受けました。
今後もご意見聞きたいです。がんばって下さい。
メディア×コンテンツ×マネタイズ=SNS×動画×編成力?
謎の方程式をタイトルにしてすみません。最近話題のベンチャー分野「SNS」と「動画」に関して、引用ばかりで論じてみたいと思います。わりと投げっぱなしな感じで終わってみたいと思います。
SNSが巨大マネタイズエンジンになる日
年間100億円単位の利益が出せるスケールのSNSモデルがあるとすれば、このようなものかもしれない。
イノベーションはまだまだこれからである。
「このようなもの」とは、
GyaO2.0。あるいは、MySpaceに対抗しうるのはmixiではなくUSEN…