「たった一つの橋でどうやって、30分ももたせるのだろう。相当、自信があるんだな」と思いながら見始めた。
そして、その自信は本物だった。この番組には本当に驚いた。
驚いた理由はいくつかある。
以下、自分への戒めのためのメモ書き。
1)一見本編と関係なさそうなイメージ映像のオープニング
なにかに引っかからせてからしか、オープニングタイトルには入らない、ディレクター魂
2)数々の奇抜なカメラポジション
イームズの「おもちゃの汽車のトッターカ」みたいだったり、シンメだったり、監視カメラっぽかったり…
3)露出がアンダーの暗い画面
テレビでこれだけ暗い画面はめったにみれるもんじゃあない。ものすごいフィルムっぽい効果だ。
4)抜群のタイミングではさみこまれる地元の情報
映像美に加えて心憎い構成。美食会が紹介されたときは、一瞬情報系にふったのかなと思ったが、最後に心憎い種明かしが…
5)単なる奇抜な建築で終わらせない、未来につながるテーマ
エッフェル塔との比較はとっても分かりやすい。
単なる高精細な映像から、作り手の意図のこもった映像へ。
世界遺産は本当に楽しみな番組である。
そうそう!僕も見ました。
どっちかというと、「カメラマン目線」が非常に多くって、
僕は、とても好きな映像の作り方です。
けど妙にアンダーだったねー。