おおよそ仕事において、お客さんから学ぶことは多い。
中でも企業映像の制作という仕事は、他のどの仕事よりお客さんから学べるものだと思う。
なぜなら、お客さんがモヤモヤっと映像にしたいと考えていることを、
1)観察し、2)理解し、3)それを映像で表現する
ことが飯の種なので、通常見ることができないところを見たり、ふつうなら教えてもらうはずのことも知らせてもらえるからだ。
ここ半年で制作させて頂いたお客さんからは、本当に沢山のことを学ばせて頂いた。これを実践しない手はない。
そこでまず手始めに、おおよそ今時のまっとうな企業では普通に行われている、
1)全社会議
2)研修
3)目標設定
を行った。
実は恥ずかしながら…弊社では全く行なってこなかった。
最初に入った会社で「育つ奴は勝手に育つんだ」と言われて来た私には、上記の3項目は「んなもん自分で感じろ!盗め!考えろ!」という風にどこかで考えている節があり、したがって社員には実践でのトレーニングしかしてこなかった。
だが、そんなことを言うのなら、さっさと個人事務所にすべきなのだ。
会社として成長したいのなら、そういう考え方は間違っている。
というわけで今回、初の全社会議。
本当は口にしたくない、口幅ったいことを自分としては丁寧に話したつもりだ。
どこまで理解してもらえたかは分からないが、理解するまで話し続ける。
と同時に考え方自体を改善し続ける。
自分と社員、それぞれの家族の生活がかかっているのである。
皆を路頭に迷わせることは絶対にできない。
古臭い考え方はとっと捨てなければ、生き残れない。
変われないことは、すなわち死を意味するのだ。
まずがんばろう、俺。