久しぶりの雨で、朝から濡れましたディレクターのトミーです。
世間での動画リテラシーの高まりを感じる今日この頃ですが、気軽に、簡単に動画制作ができるツールが数多く登場しています。
動画制作の中で、もっとも難しく、面倒な作業が「編集」かと思います。そんな編集作業をテンプレートを使って完成させてしまうツールが、今回紹介するYahoo!ビデオクリエイターです。
Yahoo!ビデオクリエイターの使い方
Yahoo!ビデオクリエイターは、Yahoo!アカウントがあれば誰でも無料で使える動画制作ツールです。
今回は、弊社メディアフォーユーの紹介動画をつくってみたいと思います!
トップページにある『動画を作成する』をクリックし、編集スタート!
テンプレートを選ぶ!
テンプレート選択画面へと進みます。ここが、このYahoo!ビデオクリエイターの売りともいえる部分かと思います。全部で136種類!その中からお気に入りの1つを選びます。選択したテンプレートによって、動画尺、必要な素材の数など様々な違いがあります。
今回は、「スプリングガール」というテンプレートを選びました。
このテンプレートは、静止画素材が10、動画素材が3つ必要なテンプレートになります。(「必要なクリエイティブ」という欄に、動画で使用する素材数が書いてあります!)
動画の編集
編集は、1カットごとに「テキスト」「静止画」「動画」を埋めていきます。尺も決まっているので、動画素材は使用する部分を指定するだけです。
完成!
そして、動画が完成です!素材選びに時間がかかったため10分近くかかってしまいました。完成した動画はマイページに自動保存されます。再編集する時もここから動画を選び、編集画面に戻ることができます。
が!!!
この動画、ダウンロードすることはできません。
「購入」しなくては、ダウンロードできない仕様なのです!マイページ上で動画のプレビューは可能ですが、右下に透かしが入った状態となります。さらに値段は5,400円!結構なお値段ですね。
今回は、完成した動画は、プレビュー画面をキャプチャしたものになります。(当然、透かし入ってます。)
使ってみた感想
目的にあったテンプレートを見つけられれば、誰でも簡単に動画がつくれる面は、非常に今っぽく感じました。エフェクトなどを見ても、実際にAfterなどでゼロから作るとなるとプロでも時間と手間がかかってしまう作業です。
しかし、このツールを使った動画が、今後増えていくのか、と考えると疑問があります。似たり寄ったりの動画に飽きがくるのも早いのではないか。一般のユーザーが遊び感覚で使うにしても、5400円。高価な遊びです。これが無料で開放され、編集の自由度が増せば(尺の調整、BGMの選択など)、一般的に使えるツールになるかもしれません。