ただいま会社の模様替えをしています、ディレクターのトミーです。
4月になり、気持ちを一新するという意味も込めまして、第1回社内試写会を開催致しました!
社内試写会は、これまでに弊社で制作してきた映像を、社内全員(3人だけどねw)で視聴し、「撮影」「構成」「編集」など幾つかの項目において
採点し、改善部分を議論し、今後の映像制作において、より良い作品を作っていこう!という目的のもと行いました。
行ってみた感想としまして、自分が撮影、編集した作品に対しては、思い入れが強く、採点も甘めになってしまいました!でも他人の作品は、かなり辛口で評価。
オリンピックなどの採点競技でも、自国の選手を応援して高得点を付ける傾向があるため、最高点と最低点は除外して公平性を保っていたりする部分もありますが、
なんせ、3人しかいませんのでどうしたものか、、、。
とはいえ、客観的に自分たちが作った作品を見るという機会は、今後もたくさん作っていくべきだと感じています。
私自身のことを言えば、これまで多くのテレビ番組を作ってきましたが、OAをチェックした作品はほとんどありません。
理由は、OAギリギリまで編集しているため、観る体力が残されていないという部分もありますが、一番の理由は、ベストを尽くしたと思える番組であったとしても、編集が失敗している部分、修正したい部分などを見つけてしまい、
目についてしまうからです。さらに、もっとこうすれば良かったんじゃないか、なぜ、あの時はこれがベストだと思ったんだろう、などと考え込み、悩んでしまうからです。(これは、自分の中の受け止め方の問題であり、作品そのもの、他人の評価とは全く別の次元の話です。)
別に見て見ぬ振りをしているわけではなく、答えのない答えを探す迷路に入り込みやすい性格だということです。
そういう意味では、一生、自分が納得出来る作品を作ることは不可能だと思っています。(いつか1つでも作ってみたいなと思い、日々努力しているのですが)
でも、それこそがこの仕事を長く続けられている理由にもなっています!
話が逸れましたが、こういう制作した映像を評価し合う機会は、自分が考えもつかなかった、新しい視点を教えてくれるものであり、とても新鮮な気持ちになれます!これからも、第2回、第3回と続けていきたいと思います。