アニマルプラネットで放送されるテレビ番組のナレーション収録を行った。
ナレーション収録は専用のスタジオで行う。
そこではトークバックというスイッチを押して、防音されたブースにいるナレーターさんと会話する。
また、キュースイッチというボタンを押して、ナレーションを読み始めるタイミングを知らせたりもする。
映像制作に携わって20年の私だが、このナレーション収録という作業はいまだにとても緊張する。
なぜなら、ナレーターさんとの真剣勝負だからだ。
どのシーンでどんなふうにナレーションを読んでもらうかというのは、番組に命を吹き込む大変な作業なのだ。
そんな真剣勝負のための道具であるトークバックスイッチとキューボタンが、あろうことかアンパンマン電話になっているという前代未聞の事態が発生した!
でも、そんなことは何ら問題なかった。
真剣勝負で収録を終えることができた。
みなさん、ありがとうございました。