先日、スタッフの片岡くんとトランスフォーマーを見ました。
アメリカの大学で映画を学んだ彼にしては、意外なほどに素直な感想ですなあ~。
もっと深みのあるエントリーも読んでみたいものですなあ~。
さて、私の感想は、
アメリカ合衆国のように、多様な人種が相容れないほどに異なる価値観を持ちながら共に暮らしている社会では、何事も白黒をつける二元論でなければ先に進めないし、また自分自身を守れないと考える人が多いのかもしれないということ。
そして、
アメリカ合衆国もまた、とことん忠誠を尽くすスーパーマンを何よりも欲しているということ。
日本のように、かなり同質な価値観を共有しているはずと考え、その共有を基盤としてコミュニティでのバランス感覚が何よりも大切される社会では、二元論で物事を捉えることはリスクであり、それを負って何かをするよりも、それを回避することが選択されやすいということ。
そして、
日本もまた、忠誠を尽くすドラえもんを求めてはいるが、それは決して戦士ではないだろうということ。
トランスフォーマーを見て考えることではないかもしれないですけど、やはりハリウッド映画というのはアメリカ社会の欲望の現れだと思いますので、そんなことを考えたりしました。
なはは。