Hello~~ 今月からmedia for youでお世話になりはじめた片岡です。
一昨年まで6年半ほどアメリカに滞在して映画製作の勉強などをしていました。
サンフランシスコに5年半、ロサンゼルスに1年です。
高校を卒業してすぐにサンフランシスコに渡ったわけですが、そこでの経験は自分の価値観に
並々ならぬ影響を与えてくれました。というわけで少しだけサンフランシスコについて書かせて
頂きます。
サンフランシスコはニューヨークやLAなど比べると比較的小さめな都会です。しかし、その中で
ヒッピーの街、同性愛者の街、中国人街、イタリア人街、昼夜問わず入るべからざる危険な地区、
緑豊かなゴールデンゲートパーク、そして水温は冷たいけどキレイな海、などなど特色溢れる場所が
混在しています。人間についても然り。世界中のあらゆる人種が集い、様々なカルチャーを生み出しています。それがサンフランシスコ。
自分は映画製作を勉強していたので、現地の色々なアーティストと関わる機会が多くあったのですが、
サンフランシスコのアートシーンはかなり熱いものがあります。
店舗を改装したような小さなギャラリーが点在しているのですが、有名無名を問わず、面白いことをやっている人なら喜んで展示をさせてもらえ、現地のアート好きな人たちが足しげくそこに通うのです。年齢・性別に関係なく、地元のアートを愛している人たちの多いこと。
当時自分は日本人のみのメンバーによるアート集団に入っていて、3ヶ月に一度くらいのペースでアートショーを開催していたのですが、毎回300~400人くらいの集客があり、来てくれた人たちはお酒片手に作品を見てはあ~でもない、こ~でもないと色々な考えをそれぞれのアーティストと交わしながら楽しんでいました。楽しいときは、表情、ジェスチャー、言葉、すべてを駆使して素直に表現してくれるので、こっちも作りがいがあるというものです。異なる文化、異なる思想で育った人間でも、アートのようにお互いに共感できるものが介在すれば距離は近くなるのだな~としみじみ体感。
さて、ここでサンフランシスコの豆知識。
サンフランシスコは小さな街なので、車の数に対して路上駐車場の数がだいぶ少なく、みんな駐車スポットを見つける為に毎日悪戦苦闘しています。基本的に縦列駐車の場所が多いのですが、みんなお互いにかなりキツキツで駐車するので、車を置いてどこかに行って帰ってきたら、前後4~5cmくらいの間隔しかない!というのもよくある話で。。。。
そんな時にサンフランシスコの人たちはどうやって抜け出すのか?
正解は、、、、
ぶつけるのです。
自分の車を前後に行ったり来たり動かして、前と後ろの車を徐々に徐々に動かしながら、少しずつ間隔を広めていきます。車を大事に乗る日本人じゃ考えられませんが、サンフランシスカンは余裕でやります。
これからサンフランシスコに行ってレンタカーで旅をしよう!という人は是非気をつけてください!