撮影でNSビルという建物に行ってきました。
外から見るといたって普通のビル、でも一歩踏み入れると別世界!
2250年の街みたいになってて巨大な時計と一番上まで一面ガラス張りの廊下達。
携帯で、ちょこっと撮ってきた。
圧倒されて自分が何処にいるのか、これから何しに行くのか一瞬分からなくなちゃいました。
そのトキメキも、建物が徐々にテリー・ギリアムの世界観に見えてきて、少し不安になりました。
しかし昭和57年、ぼくが生まれる2年前にこんなものが設計されてて建っていたとは、やっぱり昔はイマジネーションがありましたね。これから建っていくであろうビル(人工が減る一方の今、果たしてビルをまだ建てる必要はあるのだろうか?)はちゃんと人がときめくデザインになるかな?人が住みやすい環境を作ってくれるかな?(六本木の◯ビルはいつも何階にいるのか?登るのに、なんで一旦降りなきゃいけないのか?と、私は戸惑うばかりの場所です。)
いやぁ、ちょっと今日は文明に触れ過ぎた気分です。週末は公園で咲き始めた彼岸花を眺めてきます。
人間、どんなに頑張っても自然以上の美しいものは作れません。紀元前からこれから永遠にこれはアーティストたちの一番の挫折でしょう。そう考えると、人も自然で人間味あふれた方が素敵なのでは?