今朝、多摩霊園に行ってきましたが、綺麗なピンクの「サルスベリ」が沢山咲いてました。
「サルスベリ」って「猿滑り」って書くのが当たり前と思いますよね?実は「百日紅」と書くんですよ!
確かに100日間赤いかも知れないですけど、だったら違う名前でいいと思いました。
不思議な漢字です。そう言えば向日葵や紫陽花なども音ではなく、花の雰囲気を伝えてますね。
日本の花の名前は綺麗ですね!ちょっと興味を持ってきました。
そしてもうひとつ。最近、僕の中でもっとも違和感を抱いてる漢字。
「爛」
「天真爛漫」という僕が大好きな生き方にも使われてて「溢れるばかりの輝き」という意味を持ってます。
一方、「ただれる。くさる。やわらかくなってくずれる。」とおう意味もあるのです。
今まで会ってきた漢字でもっとも意味が矛盾してると感じました。
しかしこれにもちゃんと説明が!さすが日本!
爛は火に闌。
闌は門+柬で、柬は束(たば)に八印(左右二つにわけたさま)を組み合わせたものであり、束ねたものをより分けるという意。
ここから柬には「選別する」「ひきしめる」といった意味がある。
したがって「闌」は出入りを選別する門となり、「さえぎって防ぐ」などの意味を持つ。
これに火がついて「爛」となり、火によってその門の役割がまっとう出来なくなるので「形がくずれる」「あふれでる」などの意味となる。
漫は水に曼。
曼はながいたれ幕+目+又(て)を描いたもので、ながいたれ幕を目の上にかぶせてたらすことを示し、ずるずるとながく尾をひいている様の意を持つ。
これに水がついて、水がずるずるとながく広がっている様を示し、一面を覆うなどの意味となる。
したがって、爛漫は形や枠にとらわれることなく広がっている意となり、花が咲き乱れる様子や光があふれんばかりに輝く様を示す。
筋は通ってもやっぱり違和感が残りますね。
醜いものと美しいものは裏表、という意味でしょうか?すいません、勝手にまとめちゃいました。
娘が生まれた(まず、恋人探しが先ですが。。。)「溢れんばかりの輝き」の「爛」と「溢れんばかりの輝きを放った伊藤蘭ちゃん」の「蘭」、どっちを付けようか、悩むところですね。。。