毎年、7月の下旬はフジロックにボランティアとして行っています。
今年のフジロックも、昨年に負けず劣らずの過酷な3日間になりました。
昨年のフジといえば、川が氾濫してオールナイトフジが中止になったり、一日中雨が降っていたせいで、足がふやけすぎて歩くのがつらくなったりと散々でした。昨年からの教訓からか、今年はボランティア団体に協賛して下さっているNORTH FACEがくださるスタッフジャンパーが数段格上になっていました。
今までの過去二回にもらっていたぺらぺらのペットボトル素材のジャンパーからいきなり完全防水&ズボン付きの素敵なヤツに変身してきました。なんと定価は24100円!(タグがついてました)
今年楽しみにしていたバンドは↓
MUSE
toe
special others
MGMT
boom boom satellites
というところでした。
今年のアーティストは知らないのばかりで始まるまではちょっと不安でしたが、そんな不安もフジが始まるまでのこと。ふたを開けてみたら素晴らしい3日間が待っていました。
フジロック、というと、だいたいのひとが「ああ、3日間やるやつでしょ?」と思っているみたいですが、通の人やボランティアの人は違います。実は4日間なんですね。フジが始まる前日に行われる、無料イベント、前夜祭。実はフジロックで一番楽しみなのは、その前夜祭だったりします。
みんなが明日から始まるフジロックへの期待を抑えられないというように盛り上がります。まだフジは始まっていないのに苗場にはもうすでに1万人くらいの人が集まってきているわけですから、考えてみたらちょっと異様です。
そして毎回くじ引きがあるんですが、今年はなにかが当たるような気がしていました。
僕のくじの番号は3153番。
苗場食堂1万円分金券という抽選で、それはおこりました。
司会の人が大声で言います。「さんぜん、ひゃく、ごじゅう•••」
この時点でもう既に当選確率は10分の1までいっています。
落ち着け、落ち着け。と思いながら最後の一桁の数字を待っていました。
「さんぜんひゃくごじゅうきゅうばんのお客さん!苗場食堂一万円券です!」
3159番。僕は3153番。
思わず周りを見てしまいました。自分が入り口に入ったときに僕の5人後ろに居た人が当選したということです。こういうことってあるんですね。近ければ近いほど悔しさも増えていくもので…。でも、これが宝くじとかでなくて本当に良かったと思いました。きっと宝くじだったら耐えられません。
そんなこんなであっという間に過ぎてしまったFUJI ROCK FESTIVAL.10。今回自分の中で一番心に残ったのtoeのGOOD BYEという曲でした。今回も土岐麻子さんがゲストで来て歌っていました。本当にフジらしい空間を味わうことが出来て、満足でした。
昨日の朝帰ってきて、その日の13時からは関根まりさんが司会やっていらっしゃるNHKの番組に出演してきました。とっても素敵な方でした。テレビのモニタ-を見たら、明らかに僕だけ肌が真っ黒。僕の体にはしっかりと今年のフジの痕が残っていました(笑)