100回目を目前にして、ペースダウン中の森です。
今年の邦画は、30億円以上が12本で昨年を凌ぐ
という記事がありましたが、
30億を超えた邦画12本の内訳というのが、
おくりびと(08年分は含まず)
ルーキーズ
余命1ヵ月の花嫁
アマルフィ
ポケモン
エヴァンゲリオン
コナン
ごくせん
20世紀少年 第二章
20世紀少年 最終章
クローズ ZERO 2
ヤッターマン
というラインナップ。
見事なまでに全てTV局映画。
本業の放送事業の赤字分を映画でなんとか取り戻している感じだろうか。
映画宣伝としてTV番組に出演者をゲスト出演させるのはもう常識になっていますね。
それだけCM広告収入が落ち込んでいるという事か。
映画をはじめとする映像コンテンツ制作自体でお金を得るという仕組みが、
ごく真っ当なものだと改めて感じるのは、何故だろう。
それまでが歪んでいたのでしょうか。
最近ではケータイ動画コンテンツとして岩井俊二プロデュース作品を押してみたり、
広告目的以外の、映像コンテンツ自体の価値が認められてきたのは、
良い流れだとは思います。
ちなみに洋画で30億以上の興行収入をあげたのは、
現在のところ5作品のみ。
ハリーポッター
レッドクリフ 2
ターミネーター 4
天使と悪魔
WALL-E(08年分含まず)
30億は絶対に届かないとは思いますが、
タランティーノ監督の最新作、
イングロリアス・バスターズが11/20に公開。
公開から4日間はなんと、面白く無かったら全額返金キャンペーンをしている。
パルプ・フィクションよりアメリカでの興行成績が良かったからといって、
TV映画に慣れきってしまっている日本人に対してどれだけ受け入れてもらえるのだろうか。。。
ブラッド・ピット主演とはいえ、思い切った事するなぁ・・・東宝東和。
僕は多分見に行きますけど。