あっ!いま15秒間マウスの代わりに携帯でパソコン動かそうとした。。。
さて、お久しぶりです、初めまして、久々のエルミです。
早速本題に。
なぜこの「映像を読み取る授業を義務化」したいか。
ここで質問ですが。次の文章のうちどっちが読みやすくて好きでしょうか?
「私は春休みに海が見たいのでバリ島に行きたいです。」
「わたし うみ すき なつ ばり いく」
内容は同じでも、当然最初の文章がみんな気に入りますよね?
でもそれは「読み書き」を学校で覚えたからですよね?
漢字の読めない小学校1年生の子はきっと2番目の文章が好きですよね?
文字から意味や意図を読み取るためには読めなくてはいけませんよね?
そうやって最初は「お坊(ぼう)さんはちょっと頭(あたま)がおかしくて自分(じぶん)が暮(く)らしているキラキラ金色(きんいろ)のお寺(てら)を燃(も)やしました」という文章しか読めないのに、
勉強を重ねて三島の『金閣寺』が読める様にるのですよ。
映像もまったく同じです!
今の世の中文章による情報より映像メディアの情報の方が遥かに多いと思いますが、読み取り方の勉強はしていませんので、やっぱり洗脳までいかなくても、大衆が操られやすい状態です。
文章に例えると今は三島や太宰や村上の様な立派な作品(一般的にインテリと思われがちな作品など)より「わたし アタマおかし 寺モヤス」に等しい作品を好む人が多いのが現状です。それは映像の授業がないから仕方ないですけど、この現状を打破したいですね。
観る側がちゃんと良質のものを要求すると、今まで適当に撮ってた作品の需要がなくなって困るのは作り手ですが、自分が好きでやっている以上、自分の分野をもっと高みへ持ち上げたいいと思いませんか?
三島が面倒臭しと思っても、吉本ばななさんの様な文章でもいいし、シリアスでもラブコメでも、ちゃんとした作品はつくりたかったらつくれる訳です。
なので、皆さんの機会があれば、いい作品(カンヌで賞を取ったとかそんな基準でいいので)を見てください。三島も最初は読むの大変だけど、一冊読み終わったら、次はだいぶ楽になりませんか?
と、言うことで、今も映画を撮っている監督を2人だけお進めしたいとおもいます。
①ラース・フォン・トリア
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を撮った監督です。僕がもっとも尊敬している監督の一人です。
同じテイストの映画を二度撮らない。映画史、撮影手法などに常に新しいものを試みる。
「映画は脚本と役者さえいれば撮れる」を証明した。
②キム・ギドク
日本で韓流ドラマが最近はやったじゃないですか?皆さんも見たことあるのでは?
キム・ギドクは韓国の監督でとにかく多くの作品を撮って、すべてが彼らしくて、一目でわかります。
おすすめは「春夏秋冬そして春」や「うつせみ」やその他全てです。
こんなちょっぴり面倒くさい日記ですが(汗)一人でもちょっと映画に対する興味や、ただおすすめの監督を見てもらえたら生涯幸せです。
明日も編集に来ますので、もうちょっとましな日記を書きます!