映像制作会社メディアフォーユー スタッフの吉本です。
今日は、自分がいまどうしてこの仕事を続けていられるのかということについて考えてみました。
就職活動生、とりわけクリエイティブ系と言われる職種を志望する学生の中には、「好きなことを仕事にしたい」と考えている人も多いと思います。
私自身もそう考えていたこともあります。
では、好きな事ならばどんな仕事でも楽しくこなせるのでしょうか。
あるいは、好きではない仕事をするということは苦痛でしかないのでしょうか。
いま私自身が感じることは、「好きな事」という言葉はとても曖昧なのだなという事です。
私自身、映像制作は「好きな事」だと思っています。しかし、仕事の中で辛かったり苦しくなったりすることはあります。嫌だなと思うこともあります。
それでもなおこの仕事を続けられていられる理由を考えた時に、その理由は、映像制作という「好きな職種の仕事」をやっているからだけではないと思いました。
私なりに辛くても続けていられる理由は、言葉にすれば「辛いから辞めるのはなんとなく癪だから」という感じでしょうか。
なんとも曖昧で意味がわからないと思うので、申し訳ないのですが…
つまりどういうことかというと、困難を乗り越えることとか、責任を果たすこととか、他人に褒められることとか、そういうことも含めて自分にとって「好きな事」なんだと思います。
なので結論を言うと、自分は、上記のような「好きな事」を体験したいという欲求がまだあるから、いまの仕事を続けていられるのかなと、なんとなく感じています。
業務中、採用の映像を制作する過程で、いろいろな会社の社員様へのインタビューをお聞きする機会があります。
必ずしもすべての社員様が、自分が入社前にやりたかった職種の仕事をされているわけではありません。
それでも、お客様の期待に応えること、責任をまっとうすること、そういうやりがいを持っていきいきと仕事をされている姿を拝見させて頂いています。
そういう視点も含めて、「好きな事」を仕事にするということを、就職活動をされている方には考えてもらえたら幸いです。
素敵な映像制作なら、メディアフォーユー