先日、友人の坂ちゃんが遊びにきてくれた。
彼は、ビデオではなくスチール(写真)のカメラマンである。
写真の世界では、「写真家」「カメラマン」「フォトグラファー」はそれぞれ意味合いが違うらしく、その肩書きにかなりのこだわりがあるそうだ。
坂ちゃんをそのどれで呼べば良いのか分からないので、まずは「カメラマン」と紹介しておく。
ちなみに、映像の世界では、映画の人は「カメラマン」ではなく「キャメラマン」と呼ばれることが多い。
まあ、どうでも良いと言えばいいのだが、それぞれの挟持に関わる事でもある。
ちなみに私は、彼の名前を「坂」なのに「板」とメールに書き、1年以上名前を間違え続けていた。
しかし坂ちゃんはそんな私に、知り合ってから1年くらい経ってから『「板 いた」じゃなく「坂 さか」なんですけど~』とこっそり言うのであった。
ところで、坂ちゃんの写真はすばらしい。
今までこれほど、愚直なまでに手を抜かない人を私は見た事がない。
カメラマンといっても、取りっぱなしのjpegファイルをそのままコピーして納品完了!という人もいたが、彼は、必ずRAWファイルを現像してから、ベストカット5枚だけを納品する。
仕上がりも全然違う。
残念ながらそれだけのギャラはお支払いしていないのだが、そんなことはお構い無しだ。
そんな板ちゃんだけに、子どもが3人もいるのに全然横浜の自宅に帰れず、ずっと目黒の事務所にいる。
仕事に打ち込めば家庭は犠牲にならざるを得ない。
でも、奥さんは文句を言わないそうだ。
なぜなら結婚する時に「仕事に集中するので家庭は顧みない」という言質をとっているからなのだ。
すばらしい!
私もそんな言質を取っておけばよかった!
という訳で、良いスチールカメラマンが必要なこちらへ
SOLEADO web via kwout