今日の午後突然電話が鳴った!
昨年の9月、突如旅に出てしまったスタッフのエルミニアンからだった。
「今から1時間後に行ってもいいですか?」とのこと。
聞けば旅を年末で終え、その後はテレビ局でフリーランスのADとして活動していたらしい。
しかし、新しくできた彼女との時間を大切にするために、そこも辞めたらしい。
仕事と恋の狭間で揺れる彼は、自分を信じきれない弱さに悩んでいた。
「もう映像は撮りたくないんです」
彼のトークを聞いていると、「悩め若者よ」という感じでとても春っぽい。
奔放なイマジネーション溢れる才能が開花するにはまだまだ冷たい北風が必要なんだなと思った。