こんにちは。
スタッフ吉本です。
今回は、先日報道ステーションで拝見した、途上国のタックスヘイブン(課税逃れ)について書きたいと思います。
タックスヘイブンというと先進国の投資ファンドがシンガポールに…みたいなイメージがあったのですが、今回の特集では中央アフリカのザンビア共和国の企業のタックスヘイブンについて取り上げられていました。
ザンビアの位置はコチラ
ザンビアには広大なサトウキビ畑があり、現地の労働者が低賃金で栽培、収穫を行なっています。
このサトウキビから砂糖を精製し販売しているのがザンビアの企業「ザンビアシュガー」。
報道で述べられていたのは、ザンビアシュガーが、アイルランドの業務実態の無い提携企業を使い、多額の課税逃れをしているというものでした。
その一方で、行政は現地で商店を営む貧しい人々からはしっかりと税金をとっています。
もし、ザンビアシュガーが税金をきちんと自国に納めていれば、その税金によって多くの子供がワクチンによって救われるとのこと。
経済規模の小ささだけでなく、そのルールや仕組みによって貧困に陥る途上国の人々がいるということを改めて知りました。
それではまた次回★