フランスの映画史でとても大きい存在のゴダール。
日本でも評論家や学生の間、または少しサブカルな世界では彼の評価はかなり高いですよね。
でも一般的には観ても「は?」ってなる作品が多いと思います。。。
僕も実際観た全ての作品に共感したわけでもないですし、分からない作品も結構多いし、好きな作品も実際なんも分かってないかも知れないです。。。汗
でも!中でも僕が大好きな作品があります!
☆1961年の「女は女である」です!
主役のアンナ・カリーナと結婚ほやほやの時に撮った映画で、彼女への愛情に満ちている作品です。そのためか、僕的にはこの映画でゴダールが試みた色んな撮影の手法は、頭脳よりも遊び心を使った気がします。
軽くて、オシャレでリズミカルで、多分誰でも楽しめる作品だと思います。
今までゴダールを観る機会が無かった人にはお勧めの一品です。
☆もう少し難しい作品で言うと1962年「女と男のいる舗道」(フランスのタイトルは「自分の人生を生きろ」と、全く関係ないのです)がお勧めです。フィクションとドキュメンタリーを混ぜた感じや映像のインパクトに僕もとても影響された作品です。
☆。。。そしておまけに、当時17歳の僕が観て全く何も分からなかった作品!笑
それが1967年の「中国女」。とにかく政治的な映画で、完全にちんぷんかんぷんでした。。。
もう一度観るべきだろうけどちょっと勇気が必要です。
まだまだ面白い作品をいっぱい撮った偉大な監督なので、是非彼の作品を観て下さい!