「Le Bonheur」はフランスの監督のアニエス・ヴァルダの作品の一つです。
フランスの専門学校の2年生の論文は彼女のこの映画について書きました。
子供と奥さんがいる大工さんが郵便局の女の子に恋する悲劇なのですが、見ての通り映像はまるで印象画家の様な美しい自然です。タイトルも「幸せ」とう意味です。
観ていると、外はとても奇麗だけど中は腐ったリンゴみたいな感じがします。
流れている音楽がフーガなのもいいですね。
彼女の日本での認知度は知らないですけど、ヌーヴェルヴァーグ的な撮影の仕方を誰よりも早く取り入れた人です。そして娯楽としても楽しめる映画が多い中、常に新しい映画の撮り方を考える人です。
「Sans Toit ni Loi 冬の旅」は映画好きにはとても評判良いです。
2000年に72歳になって市販の誰もが持っている様なハンディーカムで撮ったドキュメンタリー 「Les Glaneurs et la glaneuse 落穂拾い」はとても面白いです。
フェミニストな彼女は女性を撮る事が大好きで、中でも「.Jane B. par Agnès V. アニエスV.によるジェーンB.」は大好きです。
他にも「Reponce de Femmes 女の答え」という短編がありますが、日記に載せていいのか気になるため、リンクだけ貼っていきますhttp://jp.youtube.com/watch?v=31FEP1QQFhIフランス語ですけど、女性も男性も是非観て行って下さい。
フランスに行かれる時はダゲール通りの彼女のお家に寄ってみては?